稽古場日記
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2007/04/01 劇団夢桟敷 稽古日記(1)
2005/12/31 瀧本誠を見ますよ。/咲希
2005/12/30 御挨拶/咲希
2005/12/29 2005年が終わります、もうすぐ/咲希
2005/12/28 大掃除/咲希

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2004/07/31(土) 流山児さんを囲む交流会。
 朝一番で流山児さん、山南、冬馬の3人は熊本へ。
 午後は荒尾市へ宣伝活動。
 のち・・・ 
 18:00〜21:00 「交流会」/熊本市女性センター
             参加者は地元劇団より、第7インターチェンジ・ゼロ相・フーリッシュボーンズ・熊本大学演劇部、夢桟敷。元劇団員、ふりーだむ熊本、玉名小教員、土とともに生きる障害者の会。などなどの皆さんが集まり熱い「演劇」を流山児さんに語ってもらう。
 二次会はファミミレスと温泉に分かれる。

2004/07/30(金) 大口市公演(九州ツアー第1回)
 本日いよいよ「盟三五大切」公演初日!
 方尾さんと悠夢は朝一番で熊本へ帰る。
 剣劇場面などアクションと歌とオドリ。
 確かに「南北オペラ」現代歌舞伎である。
 熊本公演の観客動員へのプレッシャーを感じる。
 観れば判る、すごさと面白さ。チロチロと火が付き始めている熊本の「小劇場」にあって、この芝居は起爆剤になること間違いなし!

2004/07/29(木) 流山児事務所・大口市(仕込み)
10:00 方尾さん、かや、冬馬、悠夢、山南の5名で
いざ、大口市へ!
10:30 トヨタレンタカー清水店でワゴン車を借りる。
11:00 松崎照明で照明機材の積み込み。
14:00 大口文化会館着。
15:00 流山児事務所と会館にて合流。
             ↓
          (搬入・仕込み)
22:00 仕込み終了。
23:00 宿泊はキャンプ場のバンガローへ。
      方尾さんと山南はビール。

2004/07/28(水) 明日は大口市。
 いよいよ流山児事務所「盟三五大切」九州ツアーが始まります。
 本日は熊本・荒尾公演の宣伝に一区切りつけ、明日より大口文化会館へ仕込みの手伝いに行きます。
 
 <出張>山南/冬馬/桂耶・・・2泊3日
     方尾/咲希/悠夢・・・日帰り。
                作業状態によっては1泊(?)
 
 <留守番>座長/村上/辻/めい/百合子。・・・副島/塚本。

 7月31日は熊本・荒尾の宣伝活動と交流会。   

2004/07/25(日) コント練習の公開!
吉野スタジオにて。

 O君が三度(みたび)稽古の見学に来てくれた。方尾さんと「土とともに生きる会」新人さんもジュースを差し入れに来てくれた。
 ありがたいことである。
 しかし、只今、お笑いは壁にぶち当たっている。見ている側の反応がない。・・・「面白くないのである!」
 村上君がそれを察知するや「くやしい」思いが爆発し、「ははは!」と笑う場面でパワーが全開した。理屈ぬきで空気が変わった。
 突破口が見えて来た。
 地道な努力が舞台の上で花咲く日は近い。投げ出すのは簡単だが、「くやしい」気持ちが「お笑い」のバネになっていくことが確認できた。只の脳天気・お笑い好きだけでは舞台に上がれない。まさに「お笑い」は戦場である。人様に笑ってもらうとは戦いである。
 お笑いライブは奥が深い!
 さぁ、テレビタレントといつかは勝負できるまで、お笑いユニットを世に送ります。

2004/07/24(土) お笑いネタを真面目に稽古。
吉野スタジオにて。

 本当にお笑いネタは難しい。
 稽古となると、何度も同じ箇所を繰り返しながら確認します。すると、何が面白いのかわからなくなってしまう。やる側も面白さが半減するとトーンダウンします。
 そこで、本日は無茶をしました。
 まず、見ている側が笑ってあげる反応を作りました。テレビでよく使うパターンです。笑う反応が周りに伝染していきます。つまり、笑っていると面白く見えるのです。見る側も体力勝負!
 あの手この手で、只今、コント作りに苦戦中。 

2004/07/22(木) マイクで稽古
 打越公民館にて。

 野外イベント出演を想定して、マイクを使って稽古をした。
 余り近づき過ぎると、息が聞こえて耳障り。
 程よい距離と声量を計算すると、舞台をやっている者にとってこんな楽なことはない。しかし、悪声も拡大されるから要注意!
 そこでPA。声が低い人はちょっと高音に設定してあげると、ナナナント・・・プロの声ではないか。
 今の時代は機械でタレントは調整できるのだ。・・・などと思いつつマイクテストは終了する。
 野外イベントはマイクを使用します。

2004/07/21(水) チラシ配り/山南&坂本冬馬
 本日より二日間、県立劇場で「行くぜ!劇場探検隊U」という企画があって、朝から私と冬馬がチラシの折込作業をしてきた。
 1000枚!・・・数十分で完了。
 1枚ずつの手配りや郵送で案内を送るのに比べると何と安易なことか。
 しかし、しかーしである。後、5000枚も残っている。今日の段階でやっと半分を配り終えた。後、半分。
 ラストスパートで滑り込まなければ・・・アト5000枚!
 公共ホールや目ぼしい店には置いてきたので、残りは大学でばら撒くか?・・・それにしても最近の日中は暑すぎる。汗を流しながら、何本も発泡酒を飲み干してきた。
 
 東京の気温は昨日から39.5度と聞く。熱中症で死人も出たそうである。・・・4年前の沖縄公演を思い出す。
 ひとり、先発で情宣活動をしている時、歩き疲れてフラフラになっていると、劇中に登場してくる「おばぁ」が「一杯、飲んで行きなさい」と家で休ませてもらった。
 情宣も出会い劇である。
 今回は受け入れ情宣ではあるが、ここは一つ、旅人になったつもりでフラフラと熊本を旅したつもりで回ってみるか。
 ラストスパート。何か、新しい出会いと発見がこの熊本であるのかも知れない。

 まさに「行くぜ!熊本探検隊」である。 

2004/07/17(土) コント作りの3日間
 7月15日〜17日の稽古はコント作りに励んだ。

「新・お笑い三人組」は・・・テーマ「診察室」である。
 出演・村上精一・・・このコントの作者。医者の役だが、
           突っ込みがまだ弱い。
           遠慮はご無用!
     悠夢 ・・・患者役。
           エネルギーが有り余っている。
           ボロボロの病人を期待する。
    坂本冬馬・・・看護士役。
           消えず、目立たず。それが難しいのだ。
           また、オカマさんでいくか?

 付け加えて、漫才コンビを臨時に結成!「劇団ふたり」
    座長VS香西佳耶
    (本番までに香西佳耶のパワーアップを図るため、
     特別の編成を組む)

 尚、このネタに歌とオドリを組み合わせて、イベントなどで発表します。第1回目の出演は8月7日(土)、合志町のNPO「サンシャインワークス」広場にて。共同運輸・ホープ印刷さんとの三社合同夏祭りには恒例で出演させて頂いています。
 焼肉食べ放題、ビール飲み放題。
「新・お笑い三人組」のデビューとしては最適の場所である。

2004/07/14(水) やまあい村/山南純平
 「土とともに生きる障害者の会」&「エイブルシアター」活動の拠点として「畑」をレンタルしようということになった。
 その一つが菊池市にある無農薬野菜生産「やまあい村」である。そこは野菜だけでなく、ニワトリや豚さん、山羊さんなども放し飼いされていて本格的な農場でもある。
 
 菊池市に産業廃棄物処理場の計画があがった時に、それに反対する市民運動の中からその候補地を農園として所有しようと立ち上がった方の志有る場所である。
 一度、産業廃棄物処理場になってしまうと土地は死に自然自体が破壊されてしまうことは自明の問題である。
 今や消費の時代である。都市で大量に消費されるあらゆる工業的な生産から出される廃棄物が過疎地や農村地帯などに運び込まれる構造になっている。・・・いやな渡世だなぁ。

 この場所100uを畑としてレンタルすることにした。大したことは出来ないだろうが、オーナーの武藤さんたちと交和えることが楽しい。そして、「土とともに生きる障害者の会」&「エイブルシアター」のイベントテーマを追求しよう。
 ここから2キロメートル離れたところに「水源交流館」があることを武藤さんに紹介して頂き、私と方尾さんはそこを訪問した。
 そこは元・中学校の廃校でNPO「キラリ水源」の事務局が設けられている。
 劇団夢棧敷も「ワークショップ」や「交流演劇」の場としてここを活用できるかもしれない。
 これからが楽しみになってきた。
 まさに「自然と遊ぶ」人間の本来姿を学べそうな予感がしてきた。

2004/07/13(火) 宣伝日/山南純平
いよいよ流山児事務所の九州公演が近づいてきた。
 自分の劇団だと宣伝などの段取りが悪くてもすべてが自己責任で納得することができるが、流山児事務所の公演への協力はそうはいかない。
 
 考えてみれば、わたしは流山児祥さんには古くから強い影響を受けてきた。1979年〜80年代前半、東京でよちよち歩きの劇団を旗揚げした頃に、彼の劇団の稽古に参加させてもらっていた。
 過激であった。
 流山児さんは黒テント(佐藤信さん)や転位21(山崎哲さん)へ喧嘩を売りまくっていたのである。
「何が演劇の運動論じゃ!紀伊国屋ホールで芝居打ちあがって!黒テントの小市民運動家め」とばかりにヘルメットに角材を持ち込んで殴りかかる勢いであった。
 まさに「小劇場」の内ゲバである。
 しかし、政治セクトの内ゲバの悲惨さがない。明るいテロリズム。喧嘩は見ていてもやっても面白いのである。
 青臭くジメジメした、いかにも文学青年=演劇という概念が吹っ飛んでしまって気持ちが良い。強さとセンチメンタルの振幅が激しい。
 舞台上の劇は面白くて泣けてくるのである。

 こんな人が演劇をやっているのだ。・・・わたしは彼との出会いがなかったら、早くに演劇から足を洗っていたに違いない。
 面白くてたまらないのが演劇道だ。死ぬまでこの道を歩いていこう、と思わせた流山児祥とその劇がやって来る。
 
 熊本でより多くの人にみてもらいたい。熱い血を感じて欲しい。今日は宣伝日。狭い熊本で大きな種を蒔いている。徐々に反応がでてきているが、もうあまり時間がなくなった。
 8月4日・熊本市産業文化会館で見なきゃ、この気持ちは伝わらないのです。 

2004/07/12(月) 久々の草むしり/山南純平
 うちの事務所兼自宅はマンションである。しかし、みんなはアパートだと言う。イチイチ冬馬と悠夢は「マンション!」だと主張する。
 正式に「上村マンション」という看板がついているから「マンション」には間違いないのだろう。・・・築30年の鉄筋コンクリート。昔は立派な集合住宅であったに違いないが、近所のマンションに比べると劣る。否、近所のマンションが豪華すぎるのだ。

 1Fという場所に住んでいるが、1Fは荷物の出し入れが楽である。玄関のところへ車を着ければ、大量の荷物でもサッと車へ積み込める。
 もう一つの利点は裏に庭があること。この前、亡くなった猫の「りんたろう」は庭の土の中で眠っている。いつも傍にいてくれる。
 土があれば当然、雑草が生えてくる。草むしりという作業はストレス解消になる。毟り取っていると、目に見えて庭がきれいになっていく。草の匂いを感じつついい汗が噴出してくる。サウナで汗を流すよりダイエット効果有り。しかもタダ。
 草も一生懸命生きているのだろうが、根こそぎバリバリ音を立てながら草を毟り取っていく快感はたまらない。
 毟り取られても、踏んづけられても、草はまた生えてくる。

 雑草はスバラシイ!わたしたちも雑草の生命力を讃えよう。
「倒れても、尚やまぬ不屈の精神!」・・・カッコイイねえ、草は!

2004/07/11(日) O君、見学ありがとう/山南純平
 O君。ようこそスタジオへいらっしゃいました。どうも、ありがとうございました。稽古中に劇団員以外の方が来られると力が入ります。
 本日の即興劇二本立ては如何でしたか?・・・本番とは違って、未完成の「面白さ」が伝わったかどうか。劇作りの楽しさは「種まき」から「収穫」までいろんなバージョンがあります。
 今日は差し詰め「種まき」バージョンといったところです。

 わが劇団では一般の方の稽古見学は今のところ自由です。10名以内までならOKです。
 いずれ劇団員の中からスターが誕生します。それは劇団夢棧敷の宿命なのです。今もスターは存在していますが、とりあえず、本番の時だけファンの方には追っかけて頂いていますので、混乱はありません。
 
 これをご覧の方で稽古風景に立会いたい方は、メール・TELなどでお問い合わせください。
 また、地元熊本の劇団の方、タレントの方、是非、遊びに来て下さい。OBの方も待っています。
 吉野スタジオ(劇団の稽古場)の場所が分からない方には地図をお送りします。うちの劇団員の可愛さを皆さんで分かち合いたいと思います。今が旬です。

2004/07/10(土) 即興劇・ネタ帳
 先月より基礎トレーニングの中に「即興劇」作りを取り入れている。これは「ネタ」の打ち合わせから「劇」作りに必要な役者のイメージトレーニングとしては最適なものだということが実感できる。
 但し、やりっぱなしでは意味がない。発表後の役者同士の意見交換と演出アドバイスが必要だ。つまり、整理していく作業がなければ本番に向けての実践的な稽古とは言えない。
 確実にパワーアップしている。

 本日の稽古でネタ三つ☆☆☆・・・いずれイベントや「愛の乞食」公演で成果をご披露することになるだろう。
          
               ☆ショートコント☆
 
               @あいさつの仕方
               Aレストランにて
               B授業中の乱入者
 
 稽古の段取りとしては簡単な打ち合わせ後、アクションだけの表現から繰り返す。その後、アドリブで台詞(ことば)のキャッチボールをする。表情、位置関係、ことばと行為の関係を確認する。
 起承転結、または単純なストーリーの再チェック。
 テンポ、相手役との息合わせ。面白さやインパクトを発見!

(注)劇作りで大切なことは、台詞や演技を覚えることではなく常に新しい<気付き>と<発見>を生み出していくところにある。
   ネタは日常の中に転がっている。<観察力>を身につけよう。 

2004/07/08(木) 即興劇「お笑い三人組」
 新ユニット「お笑い三人組」は村上精一をリーダーとする坂本冬馬・悠夢で、只今、仮にスタートした。
 このユニットは村上に相方が現れるまで継続されるが、劇団としてはコントの研究テーマとして取り組む。
 今日はこの三人を中心に「即興劇」をおこなった。
 
@1分程度の筋を組み立てる。(三人による打ち合わせ)
Aまず、配役の確認。舞台上の位置確認。
B台詞なしで流してみる。
(座長と香西が代役で加わり、客観的にマイムを点検する)
C台詞でやりとりしてみる。
(これより、座長が注意を与えていく)

 起承転結と喜怒哀楽を短時間の内にまとめることは至難の業であるが、何度か繰り返し、その度に発見しながら細かく修正していく作業に慣れていけば、集団の息が自然に合ってくる。
 他の劇団員は代役や観察することによって<演技>の研究の場として新ユニットと付き合って欲しい。 

2004/07/07(水) 七夕/山南純平
 生憎の空模様。
 残念ながら熊本市の夜空には「天の川」も「彦星」も「織姫」も見えなかった。一度くらいは見てみたいものだが、子どもの頃より七夕の日に夜空を見上げた記憶が一度もない。・・・一年に一度の「男」と「女」の接近。
 まるで長距離恋愛ではないか。

 恋をして、そして愛し愛されて。・・・処女や童貞を卒業することが大人になっていくことだと勘違いしていた時期があった。
 女性の性欲や生理的なことは今でも理解できないところがある。男女平等主義者からは怒られそうな気がするが、男と女の「恋愛論」には大きな食い違いがあるような気がするからだ。
 世の若い女性諸氏に忠告しておきたい。
 男の「恋愛論」には「精神」が欠落していることが多々あるのだ。言い換えれば男には「射精」という攻撃的な欲望が「恋愛論」の中に含まれている。・・・つまり、男は凶暴である。
 これを理解していなければ、男を「やさしい」とか「かわいい」とかいって遊んでいると悲惨なことになるから注意しておこう。

 一年に一度の「彦星」さん。もはや、あなたは射精寸前で「織姫」さんに会っているのでしょう。
 今、軽薄に欲望剥き出し男たちに比べると、あなたの我慢は男としての価値・存在感を高めています。そして、「恋愛」は「やるせなく」「淋しく」「うつろ」であるから奥深くなるのです。
 判ったような判らないような、今夜は星の見えない空を見上げています。・・・まっ、愛や恋はパッと明るく表現しましょうや。
「愛の乞食」は一筋縄じゃありませんよ。

2004/07/06(火) 炎天下の自主トレ〜Roky /山南純平
 昼食後、久しぶりに八景水谷公園へ散歩のつもりで部屋から出た。
 劇団の事務所兼自宅は八景水谷公園とは目と鼻の先であり、公園が私設大庭園みたいなものだ。このような絶好な環境が気に入って8年前から上村マンションに引っ越してきた。
 が、あまりにも身近すぎて、実のところあまり利用してなかったのだ。もったいない話である。
 
 この公園は熊本市の水道局が管理しているらしく、今日は職員たちが「水の科学館」で水質検査をしていた。
 夏休みになると子どもたちがプール代わりに遊びに来るからだろうか。・・・結構、汚れているらしい。
 
 貧血で倒れる事もなく公園のグラウンドを走ってみた。
 わたしとしては体力測定のつもりだ。頭ではまだ若い!と思っており身体が何処まで言うことを聞いてくれるか?
 劇団での稽古の際は演出の立場もあり、以前に比べるとほとんど身体を使わなくなった。座りぱなしである。
 頭の中だけで劇を作り出すとロクなことはない。装置や衣装や道具で劇を計算するようになるからだ。そんなことは凡百の演出家にさせておけば良い。
 役者あっての劇。身体のリズムを忘れないように天才・山南純平は自分の身体(とりわけ筋肉)をいじめます。

2004/07/05(月) 夏の合宿は南阿蘇!
 午前中に「NPO熊本元気っ子クラブ」に行って夏合宿の会場予約をしてきました。
 
     ●8月20日(金)〜22日(日)

     ●童夢館(南阿蘇久木野村)

 今回は一般参加者と合流する可能性があります。
 全体の参加者が40名を越えた場合は大型バスを貸切ます。
 また、劇団員の家族や友人向け企画として<日帰りコース>も設ける予定です。

 プログラムについては桃色咲希を中心に劇団員全員で企画します。
 参加他団体(個人)との交流企画や予算・宣伝計画など<企画制作>の仕事として取り組みます。
 劇団としての発案実施らしい楽しい「夏」イベントにしていきましょう。 

2004/07/04(日) 「体力勝負」復活/山南純平
 本日の稽古は、いきなりシャドーボクシングです。・・・第2期(1984年〜)の基礎トレでは「劇は体力勝負だ!」をテーマに<腹筋><シャドーボクシング>を取り入れていた。
 只のスポーツではない。身体に物語を求めていたのです。身体の勝った負けたはどうでもよく、問題は「舞台に立った時の身体の見せ方」に注目していた。
 汗をかいて、息を切らして・・・それでも安定した身体が舞台に立っていると、見る方も<感動>してしまう。
 言葉も身体だ!
 様々な言葉があるように、身体も様々です。
 
 シャドーボクシングの直後に発声練習は今、キツイだろう。
 しかし、そのキツさが快感に変わる頃、役者の皮が何枚も剥けていくでしょう。
 精神年齢29才。肉体年齢52才。私も「体力勝負」復活いたしましょう。
 腹まわりのダイエットに向けてGO!
 
 劇団員筋肉痛の諸君!汗を友達にしよう。・・・次回の稽古では私のオジサン汗を振りまいてしんぜよう。
 汗好きな「役者志望の方」・・・いつでも門を叩いて来なっせ。
 この暑さを吹き飛ばすためには、汗をかくことが一番。
 さぁ、自分の体力を知り、シャドーに向かって勝負、勝負!
 この勝負は、きっと楽しい勝負だと気付くはずです。 

2004/07/03(土) 田植え!轟学苑(宇土市)/山南純平
 台風7号が中国大陸に向かっていたのに、朝鮮半島と九州の方へ右旋回してきている。
 その影響も全くなく、本日の田植えは真夏の炎天下の中おこなわれた。(何と締め切った車内は50度を越えていたのだ)
 場所は宇土市轟水源のちょっと上あたり。全体での参加者は35〜40名程度であったろうか。昨年に比べると顔ぶれが若い!
 劇団からの参加は13名。副島先生と方尾さんも車付き(運転手)で参加してくれた。
 轟水源の上にある「轟学苑」はNPO「地球緑化の会」の施設であり、主にアフリカとの海外協力を植林や農業を通じておこなっているところである。その故か、参加している団体も<国際的>テーマが目立った。
 今回は他の劇団の方も参加していた。劇団「カラーズ」と八代市の劇団「あったかハート」・・・。
 午後からの昼食(カレーライス)と交流会では、みんな其々、個人的にも大いに楽しめたのではないだろうか。
 機会を作って、また劇団で遊びに行きましょう。

2004/07/02(金) 仮・コントユニット結成!「お笑い3人組」
 村上精一をリーダーとする臨時コントユニットを結成した。
 これは村上精一の相方が現れるまで、臨時(中継ぎ)お笑いユニットである。
 このユニットは「トリオ」であり、当面は「転生組」の坂本冬馬と悠夢が加わる。
 男の3人組によるコントは主にイベントなどの出演でご披露の予定である。
 仮称「新☆お笑い3人組」!
 本日只今より修行中!
 乞う期待!

            ☆☆☆☆☆☆☆☆

            写真はリーダー/村上精一○→
            
            相方募集中!・・・・・・・・
             [条件]男・18才以上。
                ギャグセンス要求。

2004/07/01(木) 珍客万来/山南純平
毎週木曜日は打越公民館での稽古である。
この会場はステージ有り、畳のスペースと板間に分かれており個室もある。
公民館は地域の自治会・子供会・老人会・PTAなどが主に使っており、わが劇団は文化活動の「演劇教室」という名目で公民館を稽古場として借用させてもらっている。
木曜日はここ打越・金曜日は事務所のそばの亀井公民館といった具合にある意味では地域密着型劇団と言えるだろう。
他にも沖畑公民館・白坪公民館なども使用許可を頂いている。
本拠地アトリエ(吉野スタジオ)もあるのに贅沢な稽古場の数である。

この公民館の稽古場としての活用は、地域の子どもたちや市民の方々への演劇への参加や交流を目的にしている。
いずれ行政側の人が価値観を理解してくれれば<公民館市民講座「演劇」プロジェクト>として、草の根的な市民からの発信=公民館活動へ変革されていくだろう。

ところで、本日の珍客万来のことである。
打越公民館にはカラオケセットや卓球台などが置かれている。
劇団ではここで稽古をする時、まず準備体操のつもりで卓球大会を30分〜1時間している。
ちょうどその真っ最中の時である。
Yさん(70才、男性)が役員会議がある日と間違えて顔を出してきた。
「アレレ珍しや!・・・こんな若い人たちがここに!」
聞けば、Yさんは老人会で4年前より卓球をしているらしい。
さっそく、Yさんにも参加してもらった。
「強い!」
劇団内最強の悠夢が遊ばれている。
悠夢のスマッシュが確実に打ち返される。
「おいおい、相手は70才のおじいちゃんだよ。・・・何なんだ!この身の軽さは<冷や汗タラリ>。まさか、ドラゴンボールの亀仙人ではないだろうか!?」
しばらくYさん=亀仙人に稽古をつけて頂く。

卓球(準備体操)も終わり、Yさんに演劇トレーニングを見学してもらう。
彼はチョコンと正座して見てくれている。劇団員たちは稽古というよりはショータイムの気分でテンションがあがっている。
一曲「愛の乞食」で歌う未完成な「歌って踊って・・」をご披露しよう!
香西佳耶ちゃんがアガっている。村上精一が力み過ぎている。イカンいかん・・・。
終わると、Yさんから大きな拍手!
一曲のつもりが三曲ほどご披露になった。
楽しい出会いであった。

途中よりO君(22才)もここに訪問してくれた。
初めての稽古見学である。道に迷いながら、突然の珍客である。
来週も来てくれるそうである。

公民館での稽古は地域の人との交流ができる場所である。


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