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2004/07/14(水)
やまあい村/山南純平
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「土とともに生きる障害者の会」&「エイブルシアター」活動の拠点として「畑」をレンタルしようということになった。 その一つが菊池市にある無農薬野菜生産「やまあい村」である。そこは野菜だけでなく、ニワトリや豚さん、山羊さんなども放し飼いされていて本格的な農場でもある。 菊池市に産業廃棄物処理場の計画があがった時に、それに反対する市民運動の中からその候補地を農園として所有しようと立ち上がった方の志有る場所である。 一度、産業廃棄物処理場になってしまうと土地は死に自然自体が破壊されてしまうことは自明の問題である。 今や消費の時代である。都市で大量に消費されるあらゆる工業的な生産から出される廃棄物が過疎地や農村地帯などに運び込まれる構造になっている。・・・いやな渡世だなぁ。
この場所100uを畑としてレンタルすることにした。大したことは出来ないだろうが、オーナーの武藤さんたちと交和えることが楽しい。そして、「土とともに生きる障害者の会」&「エイブルシアター」のイベントテーマを追求しよう。 ここから2キロメートル離れたところに「水源交流館」があることを武藤さんに紹介して頂き、私と方尾さんはそこを訪問した。 そこは元・中学校の廃校でNPO「キラリ水源」の事務局が設けられている。 劇団夢棧敷も「ワークショップ」や「交流演劇」の場としてここを活用できるかもしれない。 これからが楽しみになってきた。 まさに「自然と遊ぶ」人間の本来姿を学べそうな予感がしてきた。
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