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2004/07/07(水)
七夕/山南純平
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生憎の空模様。 残念ながら熊本市の夜空には「天の川」も「彦星」も「織姫」も見えなかった。一度くらいは見てみたいものだが、子どもの頃より七夕の日に夜空を見上げた記憶が一度もない。・・・一年に一度の「男」と「女」の接近。 まるで長距離恋愛ではないか。
恋をして、そして愛し愛されて。・・・処女や童貞を卒業することが大人になっていくことだと勘違いしていた時期があった。 女性の性欲や生理的なことは今でも理解できないところがある。男女平等主義者からは怒られそうな気がするが、男と女の「恋愛論」には大きな食い違いがあるような気がするからだ。 世の若い女性諸氏に忠告しておきたい。 男の「恋愛論」には「精神」が欠落していることが多々あるのだ。言い換えれば男には「射精」という攻撃的な欲望が「恋愛論」の中に含まれている。・・・つまり、男は凶暴である。 これを理解していなければ、男を「やさしい」とか「かわいい」とかいって遊んでいると悲惨なことになるから注意しておこう。
一年に一度の「彦星」さん。もはや、あなたは射精寸前で「織姫」さんに会っているのでしょう。 今、軽薄に欲望剥き出し男たちに比べると、あなたの我慢は男としての価値・存在感を高めています。そして、「恋愛」は「やるせなく」「淋しく」「うつろ」であるから奥深くなるのです。 判ったような判らないような、今夜は星の見えない空を見上げています。・・・まっ、愛や恋はパッと明るく表現しましょうや。 「愛の乞食」は一筋縄じゃありませんよ。
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