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2005/02/24(木)
最後の全体稽古/山南
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「ここは朝鮮キャバレー、豆満江(ズマンコー)よ!」とは言っても、全くの素舞台である。 椅子とテーブルしか置かれていない。 この奥には怪しげな部屋があり、手前にはキャバレーの提灯や看板が並び、薄汚れた便器がある。 窓から眺めるネオン街。そして、裏には潮の香のする港の気配。 ・・・という設定で稽古は進めてきた。 何もない素舞台で想像力を働かし「あるもの」として役者たちは動いている。 今日が最後の全体稽古であった。 明日から3人が抜ける。先発隊で大阪・近畿大学に乗り込む。 大阪の会場でイントレを組み立て、梯子や看板壁などをレイアウトすることになっている。 いよいよ「愛の乞食」は眼前に迫ってきた。 今日をもって、私の漂流日記も熊本に戻ってくるまでは停止する。
あとはドキュメントをノートに綴ろう。
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