稽古場日記
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2005年3月
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2005/03/04(金) 時には60年代アメリカンのように/咲希
公演2日目・最終日。前日からのど飴中毒。砂糖のかたまりを一日中舐めていますと、太る。
流山児さんにアフタートークのゲストとして来て頂いた。公演後のアフタートークは大変面白くて、ますます夢の肉弾三勇士を見たくなった。その後、流山児さん、山南、座長、近大の人たちが飲みに出かけた。
ワタシも行きたかったけど、唐ゼミの『少女都市からの呼び声』も観たい。ので、唐ゼミのテント芝居を観に行く。綺麗だった。血、つば、水、ラムネはふき出るけど、美しい感じがした。そしてラストの定番、テントがビリビリとやぶれる。ワタシの心臓もビリビリって音がした。もっと長く大阪に滞在して、全部の公演を観たかった。全て観れなくて、本当に残念だ。
夜は尼崎ロマンポルノの皆さんに頂いた焼酎と、未知座小劇場から頂いた日本酒で乾杯した。尼崎ロマンポルノの堀江さんが途中から参加してくれた。堀江さんはアツイ人間だ。かなりいい人で、ワタシと冬馬と悠夢に色々語ってくれた。彼は実は、イエローモンキーの10年来のファンだ。ワタシもファンだ。座長もファンだ。
チェ・チェ・チェ・オケラが初めて吐くまで呑んだ。今までザルだと思っていたけど、彼も若いのだね。

●2日目・流山児祥氏のアフタートーク

「私が唐十郎率いる状況劇場の研究生であった頃、一番の劣等生でありました」
氏の開口一番、ここから始まった。
アングラ四天王(唐・寺山・鈴木・佐藤)を渡り歩き、小劇場の第二世代のトップランナーとして疾走してきた氏の存在感は「唐フェス」にふさわしいトークショーと化した。
時間があれば最近、ワールドツアーを終えた「検閲公演」のことを聞きたかったが、焦点を国内の「小劇場」に当てていたように思う。
戯曲にはない「唐十郎の死体」場面については「もっと、きれいに殺してやれよ!」と迫られてビックリ仰天。
「俺に4日間ほどの演出時間があれば、もっとすごい『愛の乞食』になるぜ!」と言われて、私は真に受けてしまっている。
この作品は演出家にとって「ジョンシルバー」探しの謎を明かす途方もなく面白い劇になるのだ。
私も機会があれば流山児=ジョンシルバーを体験してみたくなった。
まずは近々公演の「肉弾三勇士」を注目しています。


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