稽古場日記
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2007/04/01 劇団夢桟敷 稽古日記(1)
2005/12/31 瀧本誠を見ますよ。/咲希
2005/12/30 御挨拶/咲希
2005/12/29 2005年が終わります、もうすぐ/咲希
2005/12/28 大掃除/咲希

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2005/04/30(土) 狂人日記/山南
 「遊ばない日」を目指す。
 貯まりに貯まった財産整理をおこなうことにした。
 台本のネタ帳を整理することにした。くだらないメモや酔っ払って書いた文章は全てゴミ箱に捨てなければ。
 今や収集がつかないくらいにゴミの山である。
 スッキリしたしたところでニタニタ笑いながら宝石を磨くことにする。

 <狂人日記はしばらくつづく>2005/ 4/30(Sat)9:43

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 自分から自分に宛てた演劇書簡も、この真夜中で三日目を迎えている。・・・・・相当な暇人に見えるだろうか。孤独な人に見えるだろうか。ひひひひひ。

 「金色の放課後」という日の目を見ないかも知れない台本に取り組んだ。
 これは公演が目的ではなく1979年〜の犯罪劇を今の自分から捉え返す作業にもなっている。
 
 学校を舞台に<監禁>の物語である。
 独裁国家が見えてきた。すべてはフィクションの筈なのに、妙に現実が擦り寄って来てくるのは何故だろうか?
 危ない、あぶない物語を書いている。

2005/04/29(金) みどりの日?/山南
 大型連休、第一日目である。
 今年は4月29日から<平日の2日を休むと>5月8日まで10日間の休みということになる。
 そして、日本国ではレジャーに里帰りに民族の大移動が始まった。

 ここ熊本でも阿蘇や天草、三井グリーンランド、熊本市動植物園などは何万人、何十万人の人出で大混雑らしい。(テレビのニュースによる)例年通りである。

 昭和天皇が死んで<天皇誕生日>が<みどりの日>に変わったが、私はこの日に草むしりをした。
 軍手をはめてむしっていたのだが、指に筋肉がついてきた。爪に泥が入り込み黒くなった。
 手をしみじみ眺めると、人の手は日常生活(仕事など)によって随分変形するもどだ、と感慨深いものを感じた。
 ペンだこも存在感を失い、たくましくなったわが手をじっと見つめる。
 昭和天皇の誕生日に草むしりの日。何の因果が今日は「みどりの日」。そして、「天皇のために死んでたまるか!」の劇を構想している。次の祝日は憲法記念日である。
 それにしても、草はたくましい!むしっても増殖してくるばかり。この生命力を見習おう。・・・・できるか。 

2005/04/28(木) ビールを飲みながら/山南
 悠夢が阿蘇登山マラソンから帰って来た。
 草千里からアップダウンの7キロのコース。
 1200人中700番であったと聞く。よく頑張りました!
 開新高校の名物マラソンらしく熊本のテレビ局各社が取材にきていたらしい。
 早速NHKの夕方のニュースで見た。今日の稽古直前の時間帯であった。・・・・・悠夢はヘロヘロ状態で疲れきっており稽古はお休みにした。

 今日の稽古には熊大演劇部の桑原君が参加した。歩行訓練など基礎トレーニングで汗を流した後、ウンタマギルーのビデオ鑑賞をした。
 私と咲希は昨日も見たのだが、これは何回見ても面白い。徐々に字幕スーパーを読まなくてもウチナー語(沖縄語)が理解できるではないか。耳が慣れてきたのである。
 よく見るとギルー(小林薫)の母親役(過食症)はあのチュラさんであった。
 沖縄の役者さんたちはタダモノではない。
 そこへ私たちは向かっているのである。
 気付くと私は神聖な稽古場でビールを飲みながら鑑賞していたのである。
 そろそろ4月バカから5月病に移り変わろうとしている。明日から連休である。

2005/04/27(水) ウンタマギルー/山南
 ウンタマの森、ギルーは独立派の神話である。

 田中幸太君から「ウンタマギルー」というビデオを受け取り、沖縄語の勉強のつもりで鑑賞した。
 小林薫さん(元、状況劇場)、蘭妖子さん(元、天井桟敷)、戸川純さん、リンケンさんらが出演している。・・・以前、変な映画だなぁ、と思いつつ見たことがあるが、改めて見てみるとこれは次回公演「星砂がくる海」に向けてとても参考しなった。内乱の物語である。
 沖縄が日本へ返還されるころの物語である。

 神話と現実が入り乱れる時、ドラマの構造が革命的な新しいエネルギーを生んでしまうものだ。
 リアリズムにはこのエネルギーが欠けている。
 劇の醍醐味はこのエネルギーが必要だ。・・・・・・
 次回公演に向けて新たなエネルギー開発をしよう。それは、ガマ(洞窟)の奥から「神話」を作り出すことである。
 沖縄の新作神話版として「星砂がくる海」に挑戦する。

2005/04/26(火) 連休スケジュール調整/山南
 4月29日からのゴールデンウィークは魚釣りでも行こうか!とスケジュールを調整しているが、中々困難を極めている。
 其々が仕事やバイト、バンドの練習などで時間が空いてないのである。
 私も<台本書き>や<企画会議>がポツリと入っており、熊本脱出は夢の夢か?
 ひと様が遊んでいる期間は何かと忙しくなるのである。
 昨年までの5月連休はイベント出演などをしていた。
 阿蘇・天草方面は何十万人もの人出で賑わいそうであり、じっとしていた方が利口かも知れない。
 が、合間をぬって只今、調整中。
 考えてみれば、私は一年365日、いつでもゴールデンなのである。

2005/04/25(月) たこ焼にハマリマシタ/悠夢
こんにちは。
悠夢です。最近やたらとたこ焼を作るのが趣味になってきました。
この間「未知座」からもらったものでたこ焼を作ったと掲示板で書きました。
あの時は、イカを入れました。だけど今からはたこ焼だから「タコ」で焼く事を決心しました。
今回はかなり上達しました。写真を見てわかると思います。
たこ焼を最初なめてかかっていました。そしたらめちゃくちゃ失敗してでも成功にもっていけました。
事務所にきたら、いつでも美味しいたこ焼を作ってあげますよ。。

2005/04/24(日) 風の里キャンプ(2)/山南
 一番である。
 朝5時半、寒さと喉の渇きで目が覚める。
 昨夜のことを思い出そうとするのだが、アルコールが入った私は多重人格になっており、もうひとりの私=つまりラッシャー木村は心の奥底で眠っているらしい。・・・まさか西岡さんの馬を食べてしまったのではないだろうか!?

 午前6時に一宝君のお父さんはハーレーに乗って仕事場へ行く。
 午前7時に西岡さんは乗馬クラブでお仕事。・・・・馬を食べていたら飛んで戻ってくるに違いない。
 朝食は豚汁とハンゴウ飯。
 田中幸太君が「昨日のことは本当に覚えてないのですか?」と涙目になって言ってきた。
 そう言えば、私のご先祖さまは酒乱であった。私もその血を受け継いでいるのか。
 今日はおとなしくしていよう。

 昼は南阿蘇の地獄温泉露天風呂へ行った。
 混浴である。年寄りばかりかと思えばそうでもなく、若い女性の方もいる。モヤモヤする。
 私は女性の裸が大好きなのである。男はつらいよ。

 というわけで、キャンプの一部をご紹介しました。ほんの一部です。
 明日からはマジメになります。

 みなさん、お疲れさまでした。そして・・・・・
 不良中年にお付き合い頂きアリガトウゴザイマシタ。

2005/04/23(土) 風の里キャンプ(1)/山南
 ■わてら、陽気な原始人!になれたかな?

 午後1時半に「肉のどっきん市」で食材を仕入れる。
 熊本発のメンバー8名はここに集合する。
 なななんと、棟梁=方尾さんがモヒカン刈りで登場する。サムエに包まれている。恐ろしい!
 笑った顔にもドスが効く。
 「今日は肉を喰うどー」
 ヤクザより怖い山賊のいでたちである。
 新人、一宝君のお母さんも見送りに来ている。
 この劇団はどんな風に映るだろうか?・・・・ヒトはヒト。

 ともあれ午後3時に阿蘇郡西原村に到着した。
 6名(村上・田中幸太・冬馬・悠夢・香西・一宝)が林の中へ消えて行った隙に棟梁と私は馬刺しで一杯をはじめた。コソコソと食べる味は格別である。うまがウマイ。おじさん駄洒落の連発である。
 差し詰め悪代官と越後屋が「おぬしも悪じゃのう。へへへへへ」の場面。
 そこへ若者たちが帰って来た。バレてしまった。
 
 ○×△□。・・・意味不明な言い訳を解説すると、「すぐ下の乗馬クラブ(劇団員・西岡さんの経営)から馬を持ってくるか!まさか?
 「豚や鳥もあるから!」さぁ、焼肉と参りましょう。

 夕暮れ時に西岡さん、一宝君のお父さん、てるちゃんとお母さんも加わる。
 後は飲み過ぎてアッチの世界にトリップしてしまった。
 後日談が恐ろしい。 

2005/04/22(金) 自主トレ/山南
 朝6時。
 冬馬と悠夢の早朝ランニングに立ち会った。
 自宅事務所そばの八景水谷公園がふたりの修行の場である。
 外周は700メートルくらいだろうか?
 それを3周廻ってゴールインであるが、約2キロを10分以内で走っているようだ。
 ふたりの約束では(月)(火)(木)(金)の週4回。
 今日の私は缶コーヒーを飲みながら観戦していた。
 グランドの隅ではご老人たちが集まりラジオ体操を楽しんでいる。
 次回は、このご老人たちとラジオ体操をしよう!と密かに思った。
 帰り際で、冬馬と悠夢はそのご老人からキャラメルを頂いていた。
 エネルギーを消費した後はグリコーゲンだね。グリコはグリコーゲンから由来しているのだ。
 ふと思い出した。

2005/04/21(木) 制作会議/山南
 毎週木曜日は打越公民館での稽古の日である。
 久しぶりに卓球をした。稽古前のレクレーションだ。が、今日は夏から来年に向かっての制作会議ということになってしまった。
 筋肉痛の村上君はホッとしたようであった。

 「星砂がくる海」は8月20日(土)21日(日)の4ステージ熊本公演。会場はまだシークレットだが近日中に発表する。
 (注)これから予約交渉に入る。恐らく、そのスタジオでは初の演劇公演になるだろう。
 沖縄公演はその一週間後の予定だが、こちらの方は少々、詰めに時間がかかりそうである。
 予算面のメドが立たない、という理由である。

 秋(11月)の公演は尼崎ロマンポルノ「ワルツの女」との連続公演になる。会場は結局、公共ホールが現実的だろう。
 テント芝居も面白いと思うのだが、これまた予算が高くつきそうだ。
 この5月の連休にロマンポルノの面々が来熊(らいゆう)されるので下見や交流会を企画している。
 夢桟敷の「ねじ式」はこの後、一年かけて各地での旅公演に入る予定である。できれば、ネパール・カトマンズまで飛んでみたいものだ。
 アバンギャルドは果てしない。 

2005/04/20(水) ベースギター/山南
 悠夢が昨日よりベースギターを手に入れた。
 坂本冬馬のバンドのメンバーであるjunya君から低価格で譲り受けたのである。
 ベースマン誕生といったところだ。まだ弾けないが・・・・・・。
 
 私が中学生の頃(1960年代)GSブームがやってきた。GSとはガソリンスタンドの略ではなく、グループサウンズのことである。
 ビートルズは東京にやって来るし、タイガーズなど不良少年(?)たちの憧れのマトであった時代である。みんながジュリー(沢田研二)のようにカッコイイ男になりたいと思っていたのである。

 座長=夢現はイエローモンキーにはまっているし、私は今でも「唐獅子牡丹」が好きである。
 ともあれベースギターを宝の持ち腐れにならないことを期待したい。

 ちなみに、エレキギターに憧れていたGS時代に私はウクレレを弾いていたのであります。モッコスでありんす。

2005/04/19(火) 今から60年前/山南
 相変わらずTVのニュース(ワイドショー)では中国の反日デモの様子が流れている。
 愛国無罪・反日教育にマスコミは中国の現在を映し出そうとしている。いずれにしても、国家を単位としたナショナリズム(民族主義)がアジアに吹き荒れている。
 インターナショナルはこのアジアにおいては風前の灯にすぎない。
 
 異文化理解や国際協力などは学者の机上の論理ではないだろうか?
 机上の論理では通用しない抜き差しならない風潮が、日本の憲法(とりわけ9条)改変へと突き進むであろう。
 待ってましたと言わんばかりに国民意識への操作が政治家の悲願たる自衛隊=軍隊のつじつまあわせに利用されていくだろう。
 アジア諸国はさらに「反日」を強く主張する宿命に流れている。

 このような時代に「星砂がくる海」に取り組んでいるのである。
 マスコミの記者は必ず「社会派演劇」として捉えるだろう。
 が、残念ながら私たちの劇は泣く子も黙る複雑怪奇なものとして目に映ってしまうのである。
 それはこの劇がリアリズムでは進行していかないところにあるからだ。付け加えれば、戦争の被害を訴える劇ではないのである。
 
 今から60年前の沖縄地上戦を<内乱>の劇へと仕組んでいく罠をお見せしたい。あくまでも<虚構>である。
 スポットは母と子に絞る。その背景として<歴史>が浮かび上がってくるという演劇的な罠を仕掛けている。

2005/04/18(月) 冬馬+悠夢が早朝ランニング/山南
 熊本県警の調べによれば県内の暴走族は300人くらいいるらしい。隠れ暴走族を含めれば1000人はいるだろう。
 若者のウップン(うっふん、ではない!)ストレスのはけ口を騒音と暴走することで晴らしているのだろうか。
 潜在的に暴徒化する若者達は暴走族の10倍、万人を超える勢いでいるであろう。
 この若者達のエネルギーを<夢桟敷>に結集させたいものだ。無理だろうが、私は潜在的な若者達の<暴徒化するエネルギー>を演劇に傾けていく夢を見ている。
 演劇は過激な方が面白いのである。

 ところで、坂本冬馬と悠夢の2名が本日より朝6時起床、早朝ランニングをはじめた。
 悠夢の動機は、高校での阿蘇登山マラソンと体力テストに備えてのものである。
 2000人中、100番以内に入ると担任から「焼肉食べ放題」のご褒美がもらえる。エサにつられての体力作りといったところだが、実際に走り出したことが素晴らしい。
 結果はどうであれ、この早朝ランニングが4月いっぱいまで続いたら、それだけで二人に「焼肉食べ放題」に連れて行ってやろう。
 坂本冬馬は単に体力作りが動機のようだ。
 健気に、唐十郎「特権的肉体」論の信者である。大阪公演での刺激がすんなりと実を結んだ。
 
 体力は基本である。私は最近、ちょっと走っただけで動悸息切れ目まいがする。・・・3日目くらいから私も付き合うとするか!
 これからの演劇活動を思えば、少々原始人に後戻らなければ美しい肉体を見せられないであろう。 

2005/04/17(日) 時にはくしゃみが出ちゃう、だって女の子のように/咲希
今日は、とっても天気が良く、とっても花粉飛散日和でした。
稽古場に着くやいなや、くしゃみとの闘いでした。
否、闘ってません。惨敗でした。
自然に勝とうなんて、そんな大それた事は言えません。
でも鼻の下がすごい痛いです。
でも、もしかしたらハウスダストかもしれません。
花粉症とハウスダストの症状の違いを教えて下さい。
今日のくしゃみ鼻水目のかゆみは、一体どっちですか?

村上君が格闘シーンの振付をしました。

 ●アクション!

 新聞紙を丸めて二組に分かれて、チャンバラゲームをした。
 これを見学していたのは入団希望者(?)の方(中学3年生、女子)と母親。
 本人は宝塚歌劇団に憧れているらしいが、こんなチャンバラを見てどう思っただろうか?
 
 笑わないでチャンバラゲーム!
 「笑うな」と言われれば笑いたくなるものだ。

 さて、今度の格闘シーン(振付=村上)はどのようなものになっていくか。
 日本兵と島民のマボロシの内乱劇。
 天皇のために死んでたまるか。・・・である。(山南)

2005/04/16(土) 「星砂〜」キャスティング(仮)/山南
 「星砂がくる海」

 8月の沖縄公演に向けて!
 今、5年がかりの構想を練っています。
 この劇は「1945漂流記」の改題でありまして、2000年4月より試演会・出前芝居・本公演を含めて10回ほど発表しています。
 その度に改定を繰り返し、明らかに進化した作品になっています。
 劇団員の若いメンバーは成長が著しく、5年前に比べると明らかに別人!。座長=夢現に迫ってきています。
 それでは、今回のキャスティング(仮)を発表します。

 おばぁ=夢現
 カナ(1)あるいは母=桃色咲希カナ(2)=香西佳耶
 ●日本兵(1)=村上精一日本兵(2)=悠夢
 ●島民(1)あるいはカンカラ楽団(1)=坂本冬馬島民(2)あるいはカンカラ楽団(2)=田中幸太島民(3)あるいはカンカラ楽団(3)=松田彩佳
 ●島民(4)=田中芽生島民(5)=坂本百合子日本兵(3)=一宝良太日本兵(4)=曽根日本兵(5)〜=他、新人
 特攻隊員=山南純平/西岡卓/方尾金一/副島靖英

 以上より役者10名編成でおこなう予定です。
 今回の公演はすべてのBGM、音楽がLIVE(ナマ演奏)を目標にするため稽古では<音楽の時間>を設けます。   

2005/04/15(金) キャンプに行きませんか/山南
 ●風の里キャンプ場(阿蘇郡西原村)
 ●開催時間は23日(土)午後3時〜24日(日)正午までで、終了時より各自で温泉や乗馬などを楽しむようにします。  
 宿泊の際の交通手段、テント・ロッジや食事などの準備がありますので、
■お申し込み締め切りは4月20日(水)までとさせて頂きます。
■お問合せ先=夢桟敷096−343−0334
     担当=山南まで

 などと、参加できそうな方に呼びかけています。
 夢桟敷はいつも「あそび計画」ばかりを実施していると、世間の労働者サラリーマンの方からは羨望の目で見られがちです。
 テーマは「自然とのふれあい」。
 今回は<教育・文化・福祉>の交流会である、と大上段に振りかぶっておりますが、「土とともに生きる会」との共催です。
 この夏にイベントを実施するためのプレ・イベントになります。
 
 あと一週間は、この呼びかけと準備に追われそうです。
 イベント慣れしてきたとは言え、惰性で動かないようにしなければ!
 あらためて、新鮮な気持ちでキャンプのお誘いに動き回っています。

(見飽きたかも知れませんが、お気に入りの私の顔写真を添付いたしました。ここまでやると、ナルシストがバレバレですね)

2005/04/14(木) 時にはシューシャインボーイのように/咲希
今日の稽古内容
●ストレッチ
●基礎トレ
●唄の稽古
●舞踏の稽古
●クライマックスシーンの稽古
●唄の稽古

みんなの足袋がすれてボロボロになりつつあります。
ワタシのも然りです。
もうそろそろ新しいのが欲しいので自分のサイズを確認してみると、
25、5pでした。自分でもこんなに大きいのを履いていたなんてビックリです。
もっと小さな足だと思っていたのに、未だにショックを隠しきれません。
でもスニーカーのサイズは24pです。でもパンプスのサイズはLLです。
ヴァカの大足と言われて泣き寝入りしたいくらいです。
今回は台本があってないような、なくてあるような感じですので
何処のシーンを稽古しているのかこんがります。こんがらがります。
こんがるのかこんがらがるのか、もう混沌としてます。
今日、山南はお笑い芸人について雑談してました。
「市民権を狙う芸人よりも女、子どもに嫌われる芸人の方が長生きするよ」って。
出始めのタモリやビートたけしは一般大衆にはうけないような芸をしていたらしいですってね。
最近では安田大サーカスとペナルティが山南のお気に入りらしいですってね。

2005/04/13(水) 時にはブエノスアイレスを確かに感じるように/咲希
ようやく「横尾忠則 熊本・ブエノスアイレス化計画展」に行ってきましたよ。
とっても楽しかったし、とっても居心地良かったし、
とっても充実感を味わえたけど、そんなの実際行って見ないとわかりませんです。
4月17日までですので、時間がある方は是非。
ワタシの後ろの方には見学旅行風の高校生(約30名)も来ていて、
皆さん口々に「これ可愛いー」と言っていました。
何が可愛いのかしら?と気になったけれども、振り向く勇気がなくて謎のままにしてしまいました。
横尾忠則に関する本もテーブルに置かれていました。
「閉館するまでに横尾氏の自伝を読み終える」をモットーに1時間ねばりましたが、
なんせ空調設備良し、照明の明るさもほどよい、
タンゴミュージックが遠くに響いて気持ち良いばかりだったもんで、
気持ち良く夢の中へトリップしてしまいましたよ。
そんな事をしていたら、偶然にも村上君に逢いました。
今日の一日だけ、生きる目的が同じだったみたいです。

韓国で「火垂るの墓」の公開が延期になったそうです。
「日本人を戦争被害者として描写している」と言う反発もあったそうです。
戦争モノは扱いにくいみたいです。
日の丸を燃やす中国人を“下品で野蛮”と云う日本人もいますが、
日本人だって日の丸を燃やした時期がありました。
学生運動にロマンを感じているワタシは、中国人のように元気が欲しいです。
でも別に左翼とかじゃないです。政治の事とかよくわかりません。
まさに現代を代表するボーっとした学生ですが、恥をさらしましたが、
戦後60周年に関わらず「星砂がくる海」を公演する意味があると思います。
韓国でも公演したいです。

2005/04/12(火) 目がまわる/山南
 サクラが散ったら、やるべきことが山積みになってきた。
 
 (1)「星砂がくる海」の進行表がまだまだ。
 (2)「ねじ式」のプランニングは輪郭がぼやけている。
 (3)金儲けのための台本書きはエンジンがかかったばかり。
 (4)4月のイベントは宣伝不足だが、コレは見通しが明るい。
 (5)黒川温泉で気分転換をしなければ。
 (6)眠ってもトボケタ夢ばかり見ている。
 (7)とにかく仕事をしなければならないのだ。

 目がまわっているのかと思えば、自身がクルクルまわっていたのです。もうどうにも止まらない。
 新しいオドリが見えてきました。次回の稽古から取り入れるとするか!
 最近は稽古が楽しくて仕方がなくなってきた。
 アタマより肉体を使っている方が安心できるのである。

2005/04/11(月) 進化論/山南
 祝・ご入学!

 幸太君、大学入学!
 芽生ちゃん、百合子ちゃん、悠夢君。
 新人の一宝君、曽根君。・・・高校入学!
 おめでとうございます。

 今から5年前(2000年)、中学生・高校生のメンバーで「1945漂流記」沖縄公演に向かっていた頃です。
 あの頃は幸太君が中学生で悠夢は小学5年生でした。
 参加したメンバーの年長組は今、大学4年生と社会人になっています。
 何度の「試演会」を繰り返し、やっと沖縄公演が実現できたのはその一年半後。
 まるで修学旅行のように浮き足立った沖縄公演でした。
 テレビ熊本(TKU)がドキュメンタリー「ヒューマン九州」で番組を作ってくれ、座長と私は冷汗をかきっ放しでした。
 
 あれから5年。
 振り返れば夢桟敷は進化の一途を辿ってきました。
 まさか、寺山作品や唐作品に挑戦できるとは思いも付かなかった程です。
 これは急速な進化を辿ってきたのです。

 4年目にして、再び沖縄に向かおうとしています。
 戦後60年。
 「星砂がくる海」は沖縄が舞台です。
 この夏は青く熱い風を<血>と<骨>をもってお送りします。
 沖縄の青い海と白い砂が私たちを呼んでいます。
 平和への激しい思いを込めて向かいましょう!

 (注)写真は2001年5月の沖縄(西原町中央公民館)公演の写真です。

2005/04/10(日) 時には年をとってもオードリーな気分でいるように/咲希
4月8日の「聞こゆるや」見に行きましたが、
監督さんの第一印象が忘れられないので記したいと思います。
山田監督はちょっと太った浅野忠信みたいでした。

今日は稽古が終わってから花見の予定だったのに、
雨が降って出来ませんでした。
こないだも、花見をしようとしたけど、桜が咲いていなくて
ガッカリした覚えがあります。
今日も花見ではなくただの宴会になってしまいました。
香西さんの家族と、棟梁が来てくれました。
お腹が空いてたので、お酒は絶対に飲みませんって思っていたので
飲みませんでした。
そして食べ過ぎました。
だから、今はもうお腹いっぱいでなにがなんだか…
写真はカンカラ楽団(仮)です。
まっちゃんが、のんだくれ女将みたいです。

最近どうしてか集中力が欠けてきているんです。
前からあんまり無い方でしたが、どんどん年を食うごとに深刻になってます。
「ドコサヘキサエン酸」と云う言葉をバカにしていた自分が恥ずかしいです。

2005/04/09(土) いざ!!OKINAWA/パパイヤ悠夢★
4月9日今日はめちゃくちゃ暑くてたまらんかった。まだ春真っ盛りだというのに気温は夏だった。神様に「もう勘弁してください」って言いました。でも神様は聞いてくれませんでした。

今日の練習はとても暑い中でのとてもハードな練習でした。
最近の基本トレーニングは、以前よりも専念しています。だからメチャクチャきついで。

今日はたて(TATE)をやりました。。。。。
TATEのアドリブはちょっときつかった・・・イヒッ☆
カンカラ楽団(仮)は田中幸太、坂本TOUMA、松田彩佳で決定した。
ちなみに今日の気温は28℃でした。もぅ聞いてビックリDESUWA。。
冬馬が坊主にしました。

梅干好きです。。

2005/04/08(金) 「聞こゆるや」上映会/山南
 香梅・光の森店にて「聞こゆるや」(山田武監督作品)を見た。
 元劇団員、島村優美さんが出演していた。路面電車の中で事件が起きていたのだが「関わりたくない」女の役であった。常田富士夫さんと共演しているではないか!
 暗黒舞踏の一場もあり、思わず笑ってしまった。ブトー好きの私にとって無条件に安心してしまうのである。癒しのツボにハマッテシマッタ。

 熊本の観光映画といったところか。熊本の風景が映像になると「こんなに美しいのだ」と発見がいっぱいあった。
 と、同時に「上品な映画だなぁ!」とも思った。
 上品なのはお客さんもみんな上品に見えた。
 下品というか、人間味あふれた役の山田監督「桃売り男」は美味しい。
 監督が主演女優(石田えり)を喰っているではないか。
 
 演劇では、作・演出・主演というのがあるが、映画では北野武みたいなものだ。私には監督の主演映画に見えた。肯定したい!

 この香梅スタジオでの上映会は限定40人。
 監督と音楽の藤本恭子さんの挨拶もあり、撮影の際の裏話まで聞かせてもらった。
 圧巻だったのは、藤本恭子さんのピアノ生演奏での上映会だったこと。
 こんな贅沢な上映会は初体験である。

 演劇公演でも次回作「星砂がくる海」の歌・BGMはライブでしよう!と心に決めた。

 上映後、大庭てる子さんと会えた。何年ぶりだろう。若い!私が老いて見えるではないか!これはヤバイ。
 私も若返らなければ!

 副島先生、松村さん、咲希と私で武蔵丘の居酒屋「だいこんの花」で飲食を楽しむ。
 <昭和>の話しで盛り上がりました。

 私は今、ビールを飲みながら日記を書いています。
 明日は午後1時より稽古だ。
 テンションが上がるだろう。

2005/04/07(木) 時には桜が咲く感動をおぼえるように/咲希
次回の「星砂がくる海」まであと4ヶ月です。
まだまだあるな〜なんて言っていられなくなりましたよ。
今回は冬馬がサンシンを使いますから、練習が必要です。
いつもはエレクトリックギターなぞにかまけている彼も、
劇団では“アナログ坊や”に切り替わりますよ。

『アングラ思春期を生きるワタシにとって、春は切ないです』
なんて俗っぽい事なんか考えている時点でまだまだガキなワタクシ(二十歳)ですが、
今回の『星砂〜』で、今までよりも5倍も10倍も成長しないと
もうワタシは演劇ができなくなるんじゃないかと、思うんです。
非常に切羽詰ったんです。だから、一思いに『春だな』って感傷的になるんですか?

今日の稽古で山南氏がワタシ達に『若者の感情を爆発させるパワーは凄いんよ』
って言ってました。
それと同時に頭の中で『クリリンのことかー!』って叫ぶ悟空が爆発したけど、
それに負けないように頑張る。

ゴールデンウィークには尼崎ロマンポルノの方々が熊本にいらっしゃいますよ。
嬉しくて、『少年エスパー ねじめ』を一気に読みました。
尾玉なみえは愉快だ。

■「クリリンのことかー!」とは意味がわからないけれど、「クリリンのことだー!」と叫んでみました。
 一体、クリリンとは何者なんだ?(山南)

2005/04/06(水) 風の里/山南
 4月23日(土)〜24日(日)「土とともに生きる会」共催パーティ会場の下見に行ってきました。
 
 阿蘇郡西原村大字宮山1731−7
 風の里・西原村青少年の森キャンプ場
 TEL/FAX 096-279-2884

 キャンプ場のすぐ下に西岡さん(劇団員・舞台監督&ダンサー)の乗馬クラブがあります。
 とても頭の良い馬です。
 同行した冬馬と悠夢が、「この馬二頭を劇団員にしようよ!」と言ったくらいです。
 スター性を感じました。たてがみからオーラが見えます。

 風の里で何色の風が見えるか。
 阿蘇の山々を背景に風を吸い込みたいと思いました。

(写真はテントです。他にも豪華なロッジやステージまであります)


2005/04/05(火) さくらの木の下で/山南
 




 八景水谷公園(通称・夢桟敷の中庭)にて。
 陽気に誘われて、ふらふらと彷徨ってしまいました。
 満開かと思えば、実は5分咲きといったところでしょうか。
 
 ここで花見の予定がある方は、一声頂ければ飛んでまいります。
 気持ち良い季節です。
 とりあえず、証拠写真を残します。

2005/04/04(月) 富士ラーメン/山南
 本日から2泊3日の予定で下関に行く予定であった。
 私の実家では母(88才)と姉(61才)の体調が悪く、この時期をはずしてくれ、ということで下関行きをキャンセルした。

 この空白を熊本のラーメン店で「腹いっぱい、死ぬほど食べる」ことで埋め合わせることにした。
 戦友は冬馬と悠夢。
 ラーメン、餃子、ごはん、肉じゃが、豚足を注文して食べに食べた。
 武蔵丘の「富士ラーメン」である。
 ここの名物はスライスにんにく揚げが食べ放題である。
 むかし(私が18才の頃、下関から熊本に来たばかりの頃)、先輩から、このコーンはタダだから全部、食べろと言われて鼻血ブーになってしまったことがある。
 藤崎宮前の「火の国ラーメン」であった。
 どんぶり一杯のにんにくを食べてしまったのである。コーンというのはウソで、実はにんにくスライス揚げのことで、見た目はコーンフレークそのものである。
 ラーメン屋の大将から、「キミは将来、オオモノになるか大ドロボーになる」と言われたが、今のところどちらでもなくフツーである。
 冬馬と悠夢を騙そうと思ったが、彼等は熊本育ちのためそれは知っていた。
 それにしても本当に腹いっぱいで死ぬかと思った。
 熊本らーめんは殺人的美味である。とどめの一発が「豚足」であった。「馬刺し」の次は「豚足」ブームが到来するであろう。 

2005/04/03(日) 時にはうららかに春の光が降ってくるように/咲希



気付いたらもう4月ですね。
こないだ『あけましておめでとう』とか言っていたのに
もうカレンダーも残すところ9枚になってしまいましたね。
薄暗い台所で桜餅を食べました。美味しいね。
最近はしょっちゅう夢を見ます。ぐっすり眠れていないのですね。
テレクラに電話したら昔の友だちが出たとか、
ゴキブリとバクテリアの数がどうのとか、
えげつない夢ばかりです。

今日から「星砂がくる海」の稽古に入りました。
丁度1年前に吉野スタジオで同じのを公演しました。
一年て早い。「疾きこと、早漏のごとし」と言う金城一紀の名言を思い出します。

今回は山場のシーンから稽古です。今年度も矢吹ジョーと燃え尽きます。

2005/04/02(土) お笑い番組/山南
 今日の夜は珍しくテレビの番組をダラダラと見ていた。
 春からの新番組編成の時期で、各局が競って同じような「お笑い」企画で新番組を紹介するというパターンである。
 スタジオ内では視聴者(観客)がライブ感を演出するために仕掛けられているが、観客の<笑い声>が耳障りで仕方がない。
 観客の<笑い声>まで編集で作り出されていることが見えてしまっているからである。
 笑い声がフェードイン・フェードアウトされているのだ。
 どの局でも同じような手法で番組を編集している。
 こんな環境の中でテレビの芸人たちが育っているのかと思うと、演劇の役割は重要であると痛感する。
 まだまだ、舞台の方が進化していくであろう。

2005/04/01(金) 4月ばか/山南
 自衛隊第八師団(熊本北駐屯地)のクーデターにより、熊本は地域住民との内乱が発生したとBBSに書いたら、のり男さんから「山南告別式」のご案内がきた。
 私は4月ばかで名誉の戦死になってしまったようだ。
 ヤクザと喧嘩しても殺されなかったのに、自衛隊ごときに殺されるような私ではない。
 今の自衛隊はサラリーマンだよ。本当に命をかけて「お国を守る」者などいる訳もなく、何の役にも立たないのが自衛隊だ。
 私は居酒屋で若い自衛隊員の額にマジックで「反軍」と書いたことがあるが、クーデターを起こすような根性はない。
 災害救助にしろ民間の土建屋さんの方がテキパキと仕事ができることも知っている。
 あーあ、今日はなんてデタラメな4月ばかなんだろう!


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