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2005/02/25(金)
フィガロの結婚
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復活したはずのゆったりんぐ・・・また半年空きました。 今私は大学卒業前の大仕事・・・院生のオペラ公演のオケピに潜って生活しています。 そして今日はその公演1日目。いつもは1回公演ですが、今年は記念公演という事で、2回公演します。そして、何より指揮者がいつものうちの教授じゃなくて、飛行機を地下鉄のように乗り回す指揮者(私の妄想?!)阪哲朗さん。毎日8時間程も練習があったりして、はっきり言ってもう私ふらふらです。 でもでも・・・阪さんはとっても素敵で、疲れてるけどまだまだ頑張ります☆って言えちゃう自分が怖い!そして、阪さんは本当に沢山の事を教えて下さります。音楽の感じ方、頭の使い方(?!)、プロの世界の厳しさまで・・・この1週間で本当に私の中の音楽観が変わりました。阪さんすごいな・・・♪ ほんとにあの方の頭の中身はすごいです。もうびっくりしちゃう!!歩く百科事典音楽大容量Ver.ってかんじでしょうか?音楽はもちろんすごいけれど、そこで練習中に出てくる表現や比喩がほんとにすごい!モーツァルトにトムジェリが登場したのにはびっくりでした。スペイン情緒の漂う舞曲の時。。。「スパイスが足らない」とずっと言われてたんです。でもその後の一言にみんな吹いてしまいました。
「山椒きかして♪」
胡椒とかじゃないんだ・・・。山椒☆
でもたまにそんな不思議な所もある阪さんが大好きです。今日も、開演して登場される時、通路を間違っていきなり笑わせて下さりました(笑)2枚目風3枚目説が最近大学内で浮上してるけど、ひょっとしてほんとかも・・・。
それから・・・特筆すべき事は・・・阪さんが弾き振りをして下さっている事です。レチタティーヴォのチェンバロパートを全部!指揮者の定位置に鍵盤がくるようにセッティングして・・・バロックオケ風?レオンハルトとかトンコープマンみたい♪もうかっこよすぎて、赤面します(。−_−。)また、そのチェンバロが美しい・・・。歌手と一緒に楽器が言葉を喋ってて・・・音色のパレットは無限大!(言いすぎ?でもほんと!)指揮だけでもすごいのに、楽器まであんなに弾かれちゃったらちまたの演奏家はどうしたらいいんでしょう???とにかく幸せです。 さてさて・・・公演2日目も頑張りますぞ・・・♪( ̄▽ ̄)ノ″
あ〜忘れてた!演目はモーツァルトの「フィガロの結婚」です。 もう幸せボケ満開 。・:*:・( ̄∀ ̄ )。・:*:・
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