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2007/08/10(金)
マイナスぐだぐだ思考
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ああーあついあつい……ってしつこいなあ。 しかし今日はほんとに夏バテほげほげ状態となってしまい、折角の休みだというのにグダグダと過ごしています。 さて、時々何となく見ては何となくここにどうでもいい感想を書いている『ガイアの夜明け』(見る分野は非常に偏っていますが…)。先日は、コムスンに端を発した介護保険問題について特集していました。しかし、この番組は何故か見るたびに暗ーい気持ちになってしまうなあ…。「夜明け」というか「お先真っ暗」という感じだ。
コムスンについて、印象に残っていることがあります。介護保険導入当時だから7年前だと思いますが、当時勤めていた職場の貸会議室を使って、コムスンが入社試験をやっていたのです。 しかし、断りも無く問い合わせ先として私たちの事業所の電話番号を使っていたものですから、当日は「コムスンさんですか?」と電話が鳴りっぱなし。なんて非常識な会社だ!とフンガイしたものです。 その数ヵ月後、介護保険事業での採算の目処が立たないとして、大量採用した職員を解雇したとの記事が、新聞に載っていました。今になってみれば、当時からずさんで無責任な会社だったのだなあと思います。 とは言え、我が家にもコムスンのヘルパーさんが来ていて、非常によくしていただいているので、コムスンの先行きは気になるところです。全く、現場で働く職員は大変だなあと思います。
番組は、コムスンの他に、東京都内のある特養を取材していました。どんなに募集しても、低い労働条件に夜勤職員が集まらず、やむなく就労ビザの無い外国人を職員として登録。不正が明るみになり、東京都から指定取り消し、施設長は懲戒免職となってしまいます。 家族向けの説明会で、「先行きが見えない」と涙ぐむ介護職員。家族たちは「コムスンと一緒にしないでほしい」と東京都に直談判に乗り込みます。しかし、不正であることはコムスンと変わらないと一蹴、取り消しが覆ることは無かったのでした。
不正に対して処罰があるのは当然といえば当然なのですが、そもそも、真っ当にやっていると経営もおぼつかないのが現状わけで…。しかし、官から民へとの大号令がかけられる中で、もはや今さら介護サービスは国の全責任で、とはいかないだろうし…。 将来的には、障害サービスの分野も介護保険と統合すると言われています。介護保険のこの厳しい状況も、他人事ではなくなります。どうなることやら…と暗澹たる気持ちになってしまうのです。 はあー…などと思っていたら、『福祉新聞』という業界紙に、経営コンサルタントなる人間の「プラス思考の人間は夢を持ち、希望を持ち、目標を持って努力する。マイナス思考の人間は夢を持たず、希望も持たず、目標も持たず努力しない。だから何をやってもダメなのだ」みたいな事が書いてあった。そんな事言ったって、どうやって希望を持てと言うのだ、ハラだたしい(←まさにマイナス思考)。
なんてダメダメさ全開の文章になってしまいましたが。暑さのせいということにしてお許しください。 全く関係ないですが『サラリーマンNEO』はくだらないなあ(ほめ言葉)。「セクスィー部長」って何なんだ。こんなものを一生懸命撮影してしまうNHKは素晴らしい。 そんなわけで。今週もプラス思考でがんばって行きましょうね。また来週。
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