|
2005/03/25(金)
おじいちゃんも乗せてあげたい
|
|
|
今週はふたする会活動をお休みし、鉄道マニア活動(やな表現だなあ)をしてまいりました。 お目当ては、ニュースなどでも話題になっている、小田急が鳴り物入りで登場させた新型ロマンスカー「VSE」50000形電車です。VSEとは「Vault Super Express」の略で、Vault (ヴォールト)とはドーム型の天井、天空、空間の意とのこと。総製作費35億円という、製作費まで売り物にしてしまうすごい車両らしいのです。 これはぜひ乗りたいと、箱根湯本から町田までの指定席を予約。東海道線の快速アクティーに乗って小田原へ向かいました。 小田原で乗りかえて箱根湯本の駅に降り立つと、平日だというのにたくさんの人が。学生や子ども連れの姿も多く、ああ、今は春休みなんだなあ、と思い出す。 せっかく箱根に来たからと、日帰り温泉に入る。ああいい湯じゃ〜とご隠居気分になって浸かっていると、若者グループがどやどやと入ってきました。先輩、後輩と呼び合っていたから、大学生ぐらいか。先輩は湯船に入ってテンションが上がったのか、一人ウォーターボーイズ状態のはしゃぎよう。先輩、少々おふざけが過ぎますぞ(ご隠居)と思っていると… 後輩「先輩、何やってるんすか」 先輩「いや、ちょっと…」 後輩「俺たちだけならいいですけど、他のお客さんがいるんですから」 先輩「…すみませんね(ボソボソ)」 後輩Good Job!!と心の中で叫ぶご隠居であった。 でも、その後「あぁ〜寮の風呂とは全然違うよなあ〜」としみじみと言う後輩を見ていると、先輩のはしゃぎっぷりも大目に見なければならないのかなあ、と思いましたが。
湯本の町をぶらぶら歩き、いよいよお目当てのVSEへ。写真を撮るためにホーム先端へ向かうと、すでに何人か鉄道マニアらしい先客が。テレビカメラのクルーもやって来たので、マニア代表などとして取材されたらたまらんと早々に避難。停車中も、家族連れやグループ客が、入れかわり立ちかわり記念撮影をしていました。 車内に入ると、さすがに製作費35億、高い天井が高級感漂う内装です。発車前には運転士からの挨拶が。 「これより電車は高層ビルが立ち並ぶ新宿へと向かいます。それでは、素晴らしい電車の旅をお楽しみ下さい」まさにテイクオフといった感じです。 小田原で座席は満席に。新型ロマンスカーの人気が伺えます。後ろの席のおばさんグループの一人は、しきりにトイレに感心していました。 「すごいわよ、トイレが!!フタが勝手にひらくトイレなの!あなたもトイレ行ってらっしゃい!」 人気が落ち着いたら、また乗ってみようかな。写真は乗客全員に配られた乗車証明書です。
|
|
|
|