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2006/10/10(火)
向こうって、どっちだ
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八王子方面へ出かける用事があり、グリーングリーンのチケット屋で、初めて切符を購入してみました。二俣川〜大和間と、大和〜町田間の時差回数券それぞれ1枚ずつ。普通に買うと380円のところを350円で、30円の節約。大した額ではありませんが、こまめに利用していればそこそこのお得になりそうです。 ただ、列車の発車時間間際に立ち寄ったので、前に並んでたおじさんが「安いね〜いや、安いね〜」としきりに感心している間、早くしてくれ〜とやきもきしていました。あらかじめ前日などに購入しておいた方がよさそうです。
無事切符を入手し、1番線の大和行に乗り込んで発車を待っていると、発車直前に初老の男性が「この電車、鶴ヶ峰まで行きますかね?」と聞いてきました。 「えっ、あっ、鶴ヶ峰は向こうです」と慌てて指差したのですが、「ありがとうございます」と降りていった男性、2番線の湘南台行ホームで列車を待っていたのでした。 「鶴ヶ峰は、階段を回りまして3、4番線からの快速または各駅停車をご利用ください」と案内すれば良かった…(そんな一般客、イヤですが)。しかし、そうする間も無く、大和行は無常にも発車。無事鶴ヶ峰にたどり着けたことを祈ります。
話は変わりまして。日頃、民放の連続ドラマというものをほとんど見ないのですが(朝ドラは見るんだけど)、秋からの新番組で1つ気になるドラマがあって、見てみました。フジテレビの『僕の歩く道』。草なぎ剛(←変換できない)主演の、自閉症を題材にしたドラマで、「僕シリーズ三部作完結編」とのこと(前2作を見ていないのですが…)。 前宣伝で「“純粋”がテーマ」と言っていたので、「障害=純粋」というステレオタイプで描かれたらイヤだなあ、と不安もあったのですが、脚本家の橋部敦子さんという人が、このひまひま日記でさんざんプッシュしていた朝ドラ『ファイト』を書いた人と聞き、これは見ないと、と思っていました。 『ファイト』は、近年の朝ドラの「困難に負けず、夢に向かって頑張る主人公、それを応援する周囲の人々」という図式を敢えて崩して「頑張ることのできない辛さ」を描いているところに、脚本家の真摯さを感じたのでした(最終的にはいつもの朝ドラらしい落としどころになってしまったのが残念ですが…)。 ですからこのドラマにも期待しているのですが、初回は教科書通りの自閉症の説明に費やされてしまった感じ。次回以降、本筋に入ってくるのかな。 ちなみにファイトの主役、本仮屋ユイカも主人公の妹役で出演していたのですが、初回はさして見せ場なし(と言うか、最初は誰だかわからなかった…)。今後、物語に絡んでくることを希望します(個人的希望)。
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