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2006/05/29(月)
マニアを見下すマニアたち
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昼下がりの横浜駅。ダイヤが変わってからほとんど利用していないので、ちょっと戸惑う。 3番線の電光掲示板には「試運転」の文字。2番線の快速に乗り込み、発車すると、入れ違いに3番線に黄色い3両編成の列車が入ってきた。鉄道マニアの追っかけ(?)が絶えないという、旧型車両「モニ2000形」。ホーム先端部では、3名ぐらいのマニアがカメラを構えていた。 二俣川まで観察していると、各駅のホームにもれなく2〜3名のマニアの姿が。一つのものを一途に追い求める姿勢が素晴らしい(本当か?)。ぼくはものぐさマニアなので、追っかけをする根気は無いのです。
話は変わって。『他人を見下す若者たち』という本、タイトルに惹かれて買ってみました。 「他人を見下す若者」というテーマは、以前から興味がありました。というのも、ネットの掲示板などを見ていると、誹謗中傷、罵詈雑言、逆上、逆ギレ、逆セクハラ(…はあんまり無いか)等にあふれていて、見ていてぐったりしてしまうからです。日常生活であんな会話しようものなら、間違いなく相手にボコボコにされるだろうに、匿名性というものは恐ろしいなと思います。
で、そうした心理をこの本は解明してくれるのか、と思い購入したのですが、10ページほど読んで眠くなってきました。なんだか学校のレポートを書くために読んでいる参考文献みたい(著者が教育心理学専門の大学教授らしいので、仕方ないのですが)。 …って、10ページ読んだだけでこんなこと言ってては、「本も読めない若者たち」などと書かれてしまいそうですが。
この本と全く関係ない非学術的見地から言うと、ネット上の若者が他人に対して攻撃的なのは、自分が他者に攻撃されることを極度に恐れているからではないでしょうか。先制攻撃ってやつです。なんか不健全だなあ、と思います。 ちなみに、このひまひま日記、一人でボケて一人でつっこんでいることが多いですが、これも他人からつっこまれることを恐れ、先に自分でつっこんでおこうという心理から来るものと思われます。「先制一人ボケつっこみ」と言います。だから何なんだという感じですが。
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