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2007/04/22(日) これでいいのか、どんど晴れ
 またも朝ドラ『どんど晴れ』について。何回か見てみて、目指す方向が何となくわかってきました。ああ、このドラマは「困難に負けず頑張る主人公、その頑張りが周囲に認められていく」という、近年の朝ドラの基本路線を踏襲していくのだなあ、と。はっきり言えばベタな路線です。
 朝ドラに斬新さを求めている視聴者などいないとすれば、このベタ路線は正解なのかも知れません。しかし、スタートから挑戦を避けて、安全・安定を求める姿勢に、なんだか志の低さを感じてしまうのです。「視聴者はこの程度のもので喜ぶだろ」という制作側の安易さを感じてしまって。

 何度も引き合いに出してしまいますが、『ファイト』(の特に中盤まで)を面白いと感じたのは、この朝ドラ基本路線を敢えて崩していたからです。
 仲居として働くエピソードはファイトにもあったのですが、印象に残っているのは、主人公がミスを犯してしまい、お客様に直接謝りに行きたいと言った時の、女将(歌える女将、由紀さおり)の叱責。「従業員のミスは全て私の責任です」という厳しい一言。
 この言葉は、言ってみれば至極当たり前なのですが、この「当たり前」があるか無いかで、ドラマの印象や主人公への共感は大きく変わってくると思います。そして、今のところ『どんど晴れ』にはその「当たり前」を感じないのです。

 …たかが朝ドラについて、こんなに必死に語るのもどうなんだという気もしますが。まあ、ひまひま日記なので良しとしてください。
 批判するためにドラマを見るのも正しい見方ではないと思うので、とりあえず今シーズンの朝ドラ日記はひとまずお休み。ドラマが急激に面白くなったらまたやるかも知れませんので、お楽しみに(←誰が??)。

2007/04/16(月) 若いってすばらしい
 JR20周年記念(特別価格8,000円!)の青春18きっぷを使って、一泊二日で出かけてきました。またか、という話ですが。
 かつては青春18きっぷというとその名の通り、貧乏暇ありの若者か、あるいはいわゆる鉄オタの皆様(自分もですが)ぐらいしか利用していなかったのですが、最近はこれを使って旅している年配の方も数多く見かけます。
 黒磯から北上する東北本線の車中。真新しい4両編成の車両のボックス席に座っていると、「新しい建材の匂いがするわね、わたしこの匂いダメなのよ」と言いつつ、おばあさんが目の前の席に腰掛けました。
「ゆうべあまり寝てないからもうろうとする」とも。そりゃー困るから早く寝てください、と思ったが、一人旅の若者(と言えるか微妙ですが)を気遣ってか、いろいろ話しかけてくれました。やはり18きっぷで旅していて、これから盛岡にいる大学生のお孫さんのところへ行こうと考えているらしい。
「若いって素晴らしいことよ、こうして自由に一人旅ができるんだから」。正直、ぶらぶらと一人旅などしていていいのか…と思う年齢でもありますが(←私のことです)、人生の先輩からの有難い言葉として受け取りました。

 郡山から磐越東線でいわきまで出て、常磐線に乗り継ぎ。福島県内の小駅で、宿の送迎の車を待ちます。小駅と言っても、エレベーター付の新しい駅でした。
 一人旅で送迎してもらうのは、以前北陸地方で邪険に接された経験があり(宿までの10分間、車内には重たい沈黙が…)不安だったのです。それでも懲りずに送迎をお願いしてしまうのが我ながら図々しいのですが。
 しかし、到着した車から降りてきたご主人は優しそうな方で、ほっと安心しました。「こんな何も無いところまで来ていただいて…」などと何度も言うので、逆に恐縮してしまいました。どうも、若い客は滅多に来ないので、何しに来たんだろう??と宿のご一家みんな驚いていたみたい。すみません。
 車の中でのご主人の話で、不祥事隠しで問題となった原発のある町だと初めて知りました。しかしそのお陰で、近隣の町と比べて財政は豊かだということ。駅の立派なエレベーターにも納得しました。
 一方で、町長は対抗馬無しの長期政権、役場は町長の親類ばかり、民主主義などあったもんじゃない…とも。東京も神奈川も、曲がりなりにも民主主義が機能しているわけで、有難いと思わなければいけないのかも知れません。
 ほんとに何も無いところだったのですが(携帯の電波も届かない!)のんびり過ごしました。

 帰りの常磐線。あいにくの雨模様でしたが、ところどころで車窓に海も臨めて、ローカル線風情を楽しめました。
 途中の駅で、犬の入ったケースを重たそうに持ち上げて、年配の女性が乗ってきました。犬は時折こほんこほんと力なく咳のようなものをし、くうんくうんと寂しそうな声をあげます。そのたびに、女性は「ダメでしょ」と言いつつケースから犬の顔を出し、なでては再びケースの中に押し込みます。
 あまり自分から声を掛けることはしないのですが、気になったので「風邪ですか…?」と聞いてみました(犬も風邪ひくのかな??)。すると、心臓が悪く、月に一度ほど溜まった薬を抜きに通院しなくてはならないとのこと。
「もとは拾った犬でね。だいぶ良くはなったんだけど。今までタクシーで通院していたんだけど、往復2万円もかかるから、電車に替えて」
 再びケースをよいしょと持ち上げ、女性が雨の中列車を降りていくと、もうすっかり顔なじみらしく、年とった駅員さんが「持ってあげるよ」と改札から出てきました。少なくとも、この女性と犬のためには無くてはならない路線のようでした。

2007/04/08(日) 疲れ倍増の生中継
 仕事から帰ってきて、ああー疲れたとテレビをつけてみたら。目を充血させた石原慎太郎の顔がドアップで映ってる!(キツいなあ)
 やっぱりこの人が当選したのか。しかも、何だか知らないけどご立腹で、中継先からスタジオにいるNHKの記者を叱り飛ばしています。当選した時ぐらい、にこやかに応対すればいいのにと思うのですが。
 以前のひまひま日記でも書いたのですが、ぼくはこの人のことがどうにも好きになれないのです(てめえなんかに好かれないで結構、と言われそうですが)。政治的なことは詳しくないので、その手腕についてはわかりません。でも、他人を見下すようなタイプの人に政治家、ましてや知事になどなって欲しくないと思うのです。
 まあ都民じゃないですので、あれこれ言ってもしょうがないですけど。東京都の皆さん頑張ってください。

2007/04/03(火) 望まれなくても朝ドラ日記
 新年度ですね。新年度といえば恒例、ひまひま朝ドラ日記!(誰が望んでいるの??)

 まずは前期の『芋たこなんきん』。良くできたドラマだったとは思うのですが、なにぶん主役夫婦の会話の面白さに頼るドラマで、ストーリー的な起伏が少なかったので、毎日欠かさず見たくなる、という力には欠けました。実際、残念ながら視聴率も悪かったみたい。個人的には、「女学生編」として描かれた2週間が好きでした(藤山直美は画面に出ず、ナレーションだったけど)。
 そして今期の『どんど晴れ』。正直、いわゆる「修業もの」朝ドラは苦手なだけに(『あすか』『ほんまもん』あたりもダメだった)、この朝ドラもいまいち期待できないのですが、今日初めて見た放送(第2話)もやはりあんまりピンとくるものがありませんでした。「横浜=パティシエ」というのも、短絡的でどうもなあ(朝ドラは都会・田舎の二元体制が基本ですが、今回の都会側舞台が横浜。主人公の父親がパティシエ)。
 期待できる点を探すと、主人公が最初から婚約している点。恋愛パートでグダグダとなる朝ドラが多い中(『ファイト』然り)、その心配が無いのは大きいかも。あと、「現代の民話」を目指しているという所も期待したいです。岩手の民話や、宮沢賢治の童話などがうまく絡んでくれば面白いかも。大杉蓮、宮本信子の『まんてん』組にも期待します。

 まあ、いちばん期待できる点は、「管理人(私)があまり期待していない」という点ですが…(管理人が期待して当たった朝ドラは皆無)。


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