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2008/12/27(土) 年の最後のどうでもいい話
 いよいよ暮れも押し迫ってまいりました。今年は例年にも増して本編更新をサボりまくってしまいました。来年はもう少し頑張って取り組みたいと思います(・・・口だけ目標になりませんように)。

 暮れの話題と言えば、毎年相も変わらず紅白ネタ。今年は一昨年前と同じ、仲間由紀恵&中居正広の司会。鶴瓶師匠はやはり一回限りだったか。良かったと思うのに。今年はつつがなく、無難な紅白でいくのだなあ。
 つつがなく無かったのが、番組の合間にやってた1分間ぐらいの紅白CMドラマ。マンションの一室、若い男が、下の階に住むという年老いた女性と紅白を見ている。テレビが壊れてしまったため、男の部屋で一緒に見せてもらっているらしい。
「他の番組が見たかったでしょ」
「ううん、こうして見てると、意外と面白いし」
「一緒だからよ」
「・・・一緒」
 おばあちゃんは、毎年亡くなったおじいさんと一緒に紅白を見ていたとのこと。トイレに立ち、涙ぐみながら用をたす男。部屋に戻ってみると、テーブルの上には中身を抜き取られた財布が。
「・・・あのババア〜!!」
 窓を開けて見下ろすと、小走りに逃げていく老女の姿が。「ドロボウ〜!!」と叫ぶ男。
 で、画面いっぱいに「いっしょに、紅白」の文字が出て終わり。

 いやー。笑ったけど、NHK的にこのCMで何を訴えたかったのでしょうか。NHKって堅いんだけど、なんかところどころで民放以上に自由というか、ユルいような。
 そんなこんなで。本年もありがとうございました。良いお年をお迎えください。

2008/12/16(火) ダメだこりゃ
 久々に都内へ。普段は横浜で降りる京急を、品川まで乗り通す。天気の悪い日曜の夕方ということで、車内は空いています。しかし、京急の快特(通称・ドレミファ電車)はいつ乗っても快適。これで特急料金不要では申し訳ない、100円ぐらい多めに払ってもいいという気持ちです(←何というみみっちさ)。

 途中で乗ってきた3人組。飲んできた帰りなのか、盛り上がっています。
車掌「まもなくー、金沢文庫ー、金沢文庫です」
女A「ねえ、金沢文庫って口を横に引っぱって言ってみて」
男A「かなざわうんこやろ」
女A「えー、何で関西生まれなのに知ってるの、私たちハマっ子の間では子どもの頃から有名だけど」
男A「学級うんことかあるやん」

・・・などとアホ会話を繰り広げています。って、そのアホ会話をわざわざここで再現していること自体が、さらにアホ度倍増なわけですが。

車掌「前4両と連結します、揺れますのでご注意ください」
車両「ドーレミファソラシ〜♪」(※注・音階はでたらめです)
女A「ちょっと静かにして!これドリフの音みたいでしょ、いつも志村けんが出てくると思って聞いてるの」
男B「ドリフに聞こえたことねえよ」

 3人は途中で降りてしまったのですが、私はこの後品川まで、電車が発進するたびにドリフのオチを思い出して笑いをこらえる、怪しい乗客と化していたのでした。しかし・・・ドリフって意見は斬新だなあ。

2008/12/06(土) 若手運転手&びくびく管理人
<前回までのあらすじ> 元ヤン駅員との熾烈な闘いにあっさり敗れ、深い痛手を負ったよわよわ管理人であったが、民宿のおばあさんの温かさに癒され、気持ちを新たにひまひま鉄道旅行を続けるのであった。

 翌日の列車は関西弁のおばちゃん&おっちゃん団体でいっぱい!日本の中年のあちこち旅して楽しむぞパワーは凄いと思うのです。
 列車は山奥へと分け入り、終点に到着。ここからバスに乗り換え、さらに山奥を目指すのです。しかし、駅近辺で落石があったとかで、バス停にはひと気が無い。売店のおばさんに臨時のバス乗り場を教えられ、あたふたとそちらへ向けて走ることに。
 停まっていたバスは、バスと言うより小型のバン。今年から運営会社が撤退し、地元自治体による運行となったそうなのです。前日の夜、民宿で見たNHKの番組で、まさに各地で続々撤退するバス路線の話題を取り上げていたばかりでした。その波はここにも。
 小型バスは、私以外にいなかった乗り継ぎ客をじっくり待って(走る必要なかった)、ようやく発車。乗客は、地元のおばさん&おばあちゃん2名と、年齢不詳の謎の男性1名、そして私の計4名。おばさんたちは運転手さんと顔なじみのようで、世間話を続けています。本当は観光客をもっと招き入れたいんだけど、このバスではとても受けきれない…といった話題も。バス廃線のジレンマがここにあります。
 おばさん2人はそれぞれ別の集落で降り、乗客は謎男性と私だけに。運転手さんも途中で交代し、道はいよいよ険しくなってきます。車窓の紅葉が美しい。
 1時間ほどで、目的地の温泉に着きました。なぜだか降りようとしない謎男性と、「どこへ行くの?」と困っている運転手さんを後にして、山小屋のような風情の温泉へ。入浴料は無料。どこから来たのか?と思うほど、たくさんの客で賑わっていました。会話を聞いていると、近いうちに立て替えて、入浴料も取るようになるらしい。この雰囲気が無くなるのは寂しい。

 帰りのバスは同じ運転手さんでした。実は以前、この温泉に来たことがあって、その時はバス(当時は地元私鉄が大型のバスを運行していた)が待てども暮らせども来ず、通りかかった親切な家族連れの車が、駅まで乗せてくれたのでした。なのでちょっと不安だったのですが、時間通りバスがやって来て安堵。
 途中で、行きと同じおばあちゃんが乗ってきました。「さっき一緒に乗ってた男の子、どうしたの」と聞かれるも、「ええ…先に降りちゃったんでわかりません」としか答えようがない。運転手さんは苦笑い。後で聞いたところ、どうしても降りないので交代の運転手にそのまま引き継いでしまったそうです。
 以前のバスは3時間以上かけて、このままJRの大きな駅まで走っていたのですが、このバスは途中で路線バスに乗り換えが必要です。大型バスの時は巨体をぐねぐね揺らして走り、乗ってるうちに気持ちが悪くなってしまったものですが、小型バスはさすがに小回りが効いて快適。眠くなってしまいました(寝てばっかりだ)。

 終点の小さな折返場に着いた頃には空は暗くなっていました。一緒に乗っていたおばあちゃんも、近くの家へと消えていきました。乗ってきたバスの車内でしばらく運転手さんと雑談していると、ライトを光らせた路線バスがやってきました。ここでこのバスに乗り換えです。
 発車待ちの時間中、添乗の中年の運転手さんはトイレへ。車内に残った若い運転手さんに、駅までの運賃を聞いてみました。
「正確にはわかりません」
「え、ええ??」
「たぶん1,000円ちょっとだったと思いますけど」
 そう聞いて、1,000円のバスカードを購入。100円のおまけが付いてお得です。しかし、正確にはわかりませんという返しは斬新だ。
 中年の運転手さんが戻り、バスは出発。道はまだまだ細く、すれ違うのも大変です。若い運転手の運転に、横からいろいろ指示が飛んできます。
「前の車止まってるから、こっちが先行っていいよ」「もっと左に寄せて、もっと」
 今度は寝る暇はありませんでした。辺りはいよいよ真っ暗です。

<おまけ>前回のパノラマカーに続き、鉄道動画第2弾!? 汽笛にびっくりしてカメラが揺れるのがご愛嬌(?)です…↓
http://video.fc2.com/content.php?kobj_up_id=20081206UpGBNug5

2008/12/05(金) 元ヤン駅員vs.よわよわ管理人
 先月、恒例の「電車に乗ってひまひま旅行」をしてきました。どこへ行ったのかは、このあとの話の展開上書かない(と言うか、書けない)のです。
 JRを降りて、ローカル私鉄に乗り換え。昼飯抜きにして、駅弁を楽しみにして来たのですが…。売店のおばちゃんに尋ねると、無常にも売り切れ。こんな事なら途中で何か食べとけばよかった。腹ペコで仕方がないので、食い物を探して人気の無い街をほっつき歩きます。しかし、ファストフードはおろか、コンビニの1軒も無い。ようやく、野菜や惣菜を売る小さな雑貨スーパーを見つけました。店先では、店員らしきおばさんと地元のおばあさんが世間話をしています。いかにも手作りのおにぎり2個と、菓子パンを購入。
 やっと食料を確保し、駅に戻ります。全線乗車できるフリーきっぷを購入予定。改札窓口では、どこか元ヤン風(元ヤンキー風の略)の駅員が、奥にいる中年駅員とがははと談笑しながら札束を数えています。もし同級生だったら確実にパン買ってこさせられそうな風貌で若干ひるむが、こっちは客だし、しかも相手はおそらく年下だ、パン買わされることはあるまいと奮起し(←どこまで弱いのだ)、恐る恐る尋ねてみる。
「あの…フリーきっぷはありませんか?」
「……はあん??」
 早くもパシられそうな雰囲気である。しかしここで負けては話にならない。
「あの…全線乗れるフリーきっぷなんですけど…」
「ないよ」
「…へ??」そんなはずは…さらに食い下がってみる。
「あの…ホームページで見たんですけど……」
「ないよ。11月は売ってないから」

 そんなわけで完全敗北。まあ、こちらが一方的に間違っていただけなのですが。
 元ヤン駅員の態度はハラは立ったけど、もともと鉄道員はあんなもので、文句を言う気にはなりません。ここ10年ほどで、東京近郊のJRや大手私鉄が、こぞって「鉄道業はサービス業」などと言い出し、むりやり接客強化に努め始めたばかりなのです(ここの私鉄の名誉のために付け加えると、他駅では感じのいい駅員さんもいました)。車窓を眺めながらおにぎりを頬張っていると、差し込む日差しに誘われうとうとと眠くなってきました。

 この日の宿は山の中の小さな集落にある民宿。以前も泊まったことがあり、名前を覚えていてくれました。
 前回泊まった時は山里と思えない(失礼ですが)かわいらしい人が接客係だったのですが、この日は年配の女性。腰の低い方で、「すみません、すみません」と何度も言うので、こちらも「いえ、こちらこそすみませんすみません」とすみません大会になってしまいました。
 食事は、夫婦で運んできてくださいました。恐らく、この夫婦が以前のかわいい人の両親で、年配の女性はおばあさんなのかも知れません。あの人は町に出てしまったのかな、お嫁にでも行ってしまったのかな…。気になりましたが、あんまり聞いてお父さんに「何しに来たんだ、このヤロー」と怒られると困るので(←妄想気味です)、心に留めておきました。

 翌日、おばあさんが玄関の外まで出て、何度もおじぎして見送ってくれました。前日の元ヤン駅員に負わされたダメージ(大げさだ)はすっかり癒え、また来たくなりました。
 さて、続きは次回です。


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