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2009/10/27(火)
有刺鉄線デスハイキング
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浅草か〜ら〜東武に乗って〜♪・・・えー、日光へ行ってきました。 紅葉の時期の日光はいつも大混雑。行くたびに疲れて、もう行くのやめようと思いつつ、また行ってしまうのです。到着したこの日も中禅寺湖方面行のバスは大行列、いろは坂は大渋滞とのこと。そこでこの方面へ行くのは翌日に回し、初日は霧降高原へ向かうことにしました。こちらへ行くのは初めて。 霧降高原はうって変わって、リフトもレストハウスも閑散としていました。ここから霧降の滝までハイキングコースを歩きます。熊笹の生い茂る道をかき分けつつ進んでいくうち、だんだん不安になってきます。行き交う人は誰もいない。不謹慎ですが、クレヨンしんちゃんの作者のことが頭をよぎります。日頃の運動不足がたたり、足首がじんじん痛くなってきました。 途中、コースは牧場の中を通り抜けるルートをたどります。「柵を乗り越えて進んでください」の看板を横目に、どこに柵があるのかなーとぼんやり進んでいくと、突如ひざ上あたりにビリリと激痛が。下を向くと、そこに有刺鉄線があり、はいていたジーンズは引き裂かれてしまっていました。痛さと情けなさで一人森の中でしゃがみ込むのでありました。 気を取り直して牧場の中に入ります。開放的な景色にしばし痛みを忘れます(写真)。ここからしばらく牧場敷地内を進むのですが、途中で誤ってコースからそれてしまい、門を乗り越えつつ進む羽目に。やっと牧場を抜けた所には、「最近不審者が続出しています、不法侵入者は処罰されます」の看板が。ひい〜。 そんなこんなで、ゴールの霧降の滝に到着。こちらは観光客でいっぱいでした。外国人の姿も多い。世界遺産効果もあるのでしょう。
翌日はバスでいろは坂越え。幸い座れたのですが、運転士の「補助椅子は使わないでお立ちくださ〜い」の非情なアナウンスで、立席を強要されてしまった乗客も多かったです。私もかつてこの補助椅子禁止トラップ(?)によって、3時間立ち通しでいろは坂を揺られた経験が。 日光は交通機関のあり方をもっと考えるべきじゃないかなあ…といつも思います。バスは大混雑、マイカーは排ガスまき散らして大渋滞。まあ、紅葉の一時期だけなのかも知れませんが、世界遺産がこれではどうなのかなあと思うのです。かつては、路面電車やケーブルカーが走っていて、乗り継いで中禅寺湖まで行けたとのこと。復活して欲しいなあと思うのですが…難しいのだろうなあ。この日はそれほど渋滞せず、比較的すんなりいろは坂を越えました。 戦場ヶ原はこれまでも何度か歩きましたが、いつ行っても気持ちいいです。そしていつ行っても修学旅行らしい小学生軍団がいっぱい。自分たちの頃は、東照宮しか行った記憶が無いのですが…忘れてしまったのかな??
いずれ紅葉以外の、もっと空いててのんびりした季節にも行ってみたいなあと思います。 帰りは、今市のジャスコに寄って、破れたジーンズの替えを買ってはき替えて帰ってきました。巨大駐車場に、巨大ショッピングセンター。日本中どこへ行っても同じ光景なのです。
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