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2009/12/26(土)
日本一の親不孝男
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今週、父が亡くなり、ようやく昨日葬儀を終えて一段落したところです。まだこれからいろいろな手続きが残っていますが。 もともと病気を抱えていたのですが、こんな急なことになるとは思っていなかったので、先週緊急入院した時は母も気が動転していたようです。とにかく緊急事態であることだけが分かる電話を受け、横須賀からこちらに急いで戻ってきました。もはや意識は戻りませんでしたが、数日間生き延びてお別れの時間を作ってくれたのかと思います。
5年前に祖母が亡くなった時もそうでしたが、死んでから数十分もすれば、葬儀の手配などでもう悲しむ暇などほとんど無い。母親が会員になっているという葬儀屋に頼んだら、なんか最初の打ち合わせで対応したスタッフの感じが悪く、「もう他に頼むので結構です」と出て行きたい所でしたが(こういう時、私はひじょーに心が狭いのです)、父の遺体がすでに人質(?)になっているのでそうするわけにもいかず、諦めました。いちおう、翌日以降のスタッフの方たちは丁寧だったことを付け加えておきます。夜間対応だったので仕方無いのかな。 父はもう退職して何年も経つので、仕事関係の友人もそんなに集まらないだろう…と思っていたら、予想以上にたくさんの人数が。昔の人たちの仕事(&遊び)仲間の結束の固さを感じました。けっこう無鉄砲なこともたくさんしていたみたいです。息子はこんなにつまらないほど真面目で大人しいのになあ(自分で言うな)。 前夜式の帰り際。父の友人に言われました。 「おい、結婚してるのか?」 「いえ…していません……」 「親不孝者が!孫の顔見るのを楽しみにしていただろうに!」 父は面と向かってそういうことを言わない人でしたが、確かに親不孝に違いない。でももうこれは、親不孝をお許しくださいと言うしかないなあ…。これからも親不孝であり続けるかも知れないけど。
そんなわけで、来年はいい年になりますように。それ以前に、自分のカゼと合わせて、今月はまともに出勤していないのです。普通の会社だったらクビになってしまうかも。来年は頑張って働きます。はい。
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