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2009/06/11(木)
ダメ度と数字は反比例
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いつも乗っている京浜急行の電車。以前は全て埋まっていた窓上の広告ポスター、最近空きが目立ちます。入っている広告にしても自社系列のものが多く、一般の広告はさらに少ない。 相鉄に関して言えば、90年代後半あたりからすでに広告スカスカ状態が常態化していたのですが、最近驚いたのは久々に乗った小田急。相鉄ほどではありませんが、やはり広告に若干の空きがあったのです。 学生の頃利用していた小田急は常に窓上広告がびっしり埋まっていて、中吊りは一流企業・おしゃれ雑誌・テレビ局などで賑わっていたものですが。不況の影響が、こんなところにじわじわと確実に及んでいるんだなあと感じます。
さて、そんな広告不況に無縁の(?)話題です。恒例「ひまひま朝ドラ日記」経過報告。 ドタバタ演出と地味な脚本が正直噛み合っていなかった印象の『つばさ』ですが、ここに来てようやく見やすくなってきました(見る側が慣れただけかも??)。しかし、ここまですでに2ヶ月が経過、スタートダッシュが肝心な(そして大抵は息切れ)朝ドラとしてはもはや手遅れの気も。 個人的には「ダメな人たち」をどう描いているかが朝ドラ評価のポイントで、その点この『つばさ』は出てくる大人たちみんなダメ度が高くてすばらしい(よくわからない評価ですが)。一方、そんな大人たちにただ正論をぶつけるだけの主人公にはいまいち共感しづらい。話の展開上しょうがないのだろうけど、今後もう少し魅力的に描かれればと思います。 マイナスポイントなのは、『瞳』と同様の1〜2週でゲストキャラ使い捨て、一件落着のストーリー構成。斉藤由貴も1週間でお役御免って、勿体無いなあ。どうせもう新規の視聴者なんて増えそうもないし(←勝手に決めてます)、もう少しじっくり描いてほしいところです。
ところで、朝ドラの「ダメ人間登場度」と視聴率にはどうも相関関係があるのでは、という気がしています。ダメ人間が多いほど低視聴率。いずれその研究成果をこの場で発表したいと考えております(何の役にも立ちませんが)。そんなわけで、今日はこのへんで。
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