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2010/05/24(月)
マニアの考えることはみな同じ
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<前回のあらすじ>東海道線の迂回運転に乗ろうと熱海まで来たひまひま管理人。広間でごろ寝する女の子の無防備ぶりに戸惑うのであった。
駅前の商店街にお寿司屋さんがありました。「富山寿司屋偽装結婚事件」(2010年1月の日記『富山より生中継』参照)などもあり、一人で寿司屋に入るのは抵抗があるのですが、ガラス張りで喫茶店風の明るい店内だったので、入ってみました。手ごろな値段の割にうまかった。「いわしのつみれ汁」と注文したら、「マグロですけど…よろしいですか?」と聞かれました。鰯と鮪を読み間違えてました。はずかしい。
さてさて。熱海駅に着くと、いよいよ発車案内板に「う回運転」の文字が。わくわくしつつホームに上がります。せっかくの貨物線初乗車なので、2階グリーン車から車窓を眺めることにしました。 入線してきた列車は伊東からやって来たようで、すでに2階席はそこそこ埋まっていました。なんとか進行方向左側、窓側の座席を確保。見渡すと、一般客に混じって同業者(何だそりゃ)らしき姿もちらほら見かけます。 列車は駅ごとに乗客を増やしつつ、茅ヶ崎で貨物線に転線。工事に入る辻堂駅は通過します。線路脇には、ヘルメットを被ったJR職員がずらりと並び、駅前のデッキ上には、地元の見物客やカメラを構えたマニアが大勢陣取っていました。なんだか異様な光景です。 藤沢駅に到着。ホームは、この列車に乗ろうとする人たちで溢れかえっていました。大半は貨物線乗車が目的の様子。マニアの考えることはみな同じです(自分含む)。 藤沢を発車した列車は、大船・戸塚と通過し、いよいよ旅客線から離れます。東戸塚を過ぎると、長いトンネル区間に。明るくなったと思ったら、周囲にはコンテナ車がたくさん停まっていました。羽沢の貨物駅、近い将来相鉄が合流する予定の場所です。 列車は再び長いトンネルに入り、鶴見駅周辺で再び地上に顔を出します。トンネルだらけで車窓は楽しめませんが、突然ワープするような感覚はそれはそれで楽しいかも。 進路を北に変えて東海道や京浜東北をまたぎ、新川崎を過ぎたあたりで横須賀線に合流。武蔵小杉に到着です。周囲は最近できたタワーマンションでいっぱい。横を新幹線が遠慮がちに通り過ぎます。 この迂回運転、正規ダイヤでないので仕方ないのですが、かなりゆっくりした運転でした。熱海から2時間弱、ようやく品川に到着。列車は東京行ですが、ここで下車。今回の旅は終了です。 相鉄の直通列車は、もっと目の覚めるような走りをしてくれるかな…? 今から2015年が楽しみです。と言うか、2015年に予定通りできるかな。
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