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2010/07/29(木)
微妙な沈黙食堂
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成田に一泊した翌日は、銚子まで出て銚子電鉄に、そして再び成田空港に戻って、お目当ての新型スカイライナーに乗ってきました。もうこれだけ電車に乗って思い残すことはありません。…と言いつつ、2週間も経てばまた電車に乗りたい病が再発するのですが。 羽田や成田を訪れて感じたことは、どちらの空港も、そして京急も京成も、思った以上に利用客が多いこと。京急が羽田重視のダイヤにシフトしているのも、仕方ないことなのかなあと感じます。日頃飛行機と空港に縁が無い者には、実際に行ってみないとわからないことです。
銚子では本格鉄子さん(何だそりゃ)に遭遇。最近、携帯カメラで何気なく鉄道を被写体にしている女性はよく見ますが、この人は駅名票とか車庫線に止まっている旧型車とか、マニアックなものを被写体にカメラを向けていました。ここ数年でほんとに時代が変わったなあと思います。 銚子の駅近くで、いわしの刺身定食の昼食。横の席ではサラリーマン2人組が昼食中。例によって会話に聞き耳を立てていました(←嫌な客だ)。
サラリーマンA(以下A)「○○さん、歳はいくつなんすか」 サラリーマンB(以下B)「ええ…(若干の沈黙)、今年で40」 A「ええー!本当っすかー!見えないなあ!」 B「いや…のほほんと生きてきたから…(苦笑)」 A「いやー、衝撃的だなあ〜」 だんだん若いと言われることが嬉しくなくなってくる。その気持ち(Bの気持ち)は何となくわかる。しかし無防備な質問をするなあ。
(しばしの沈黙ののち) A「…Bさん、結婚してるんっすか」 B「いや……まだ」 (またしばらく沈黙) A「しないんですか?」 B「いや……生活も大変だしね…」 (さらに沈黙) A「まあ、一杯どうですか」(ビールをお酌) B「ああ…どうもすみません」 無防備というか確信犯じゃないか(悪い意味で)。微妙な笑顔を浮かべつつお酌を受けるBを横目に見つつ、同じくのほほんと生きているひまひま管理人も、なんとも微妙な気持ちになっておりました。
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