|
2011/01/06(木)
津軽海峡風雪流れ旅
|
|
|
いま帰りの新幹線の中です。今日は冬の津軽海峡を見ようと、町営バスで龍飛崎へと向かいました。 が…。吹き飛ばされてしまいそうなすさまじい風雪。有名な階段国道を目の前に、すっかり怖じ気づき上るのを断念。近くにある、かつて太宰治も宿泊したという元旅館の観光案内所に避難しました。結局、龍飛崎から津軽海峡を眺めることは相成りませんでした。太宰が「本州の袋小路である」と表現したという龍飛。まさにそんな印象でした。 毎度のことですが、新幹線というものは旅気分とは無縁の乗り物です。後ろの席では出張帰りらしいおじさん達がビールで乾杯中。さっきから一体何本のビールを開けたことか…。旅のテンションはすっかり降下しつつ、列車は東京へと向かうのです。
|
|
|