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2012/06/26(火) ただのトンネルマニアにあらず
 土足問題を考える列車旅(何だそりゃ)から帰ってまいりました。
 旅の途中、山奥の小駅の待合室に置いてあった本の中に、一冊の絵本を見つけました。小さい頃読んだ『さだおばさん』。悲しくて悲しくて泣いた覚えがある。今読んでも泣く自信がある(どんな自信だ)。でも、駅員さんもいるしなあ…。絵本読んで一人で泣いてたら相当危ない客だ。
 躊躇しつつも、もう一度読みたい気持ちが勝って、手にとってみました。さだおばさんが行商人で、森林鉄道の事故に巻き込まれて亡くなる…という大まかな話は記憶に残っていたのですが、細部までは覚えていませんでした。駅を任されて、森林鉄道で働いていたんですね(嘱託職員だったのかな?)。
 しかし、絵本というのは過剰な盛り上げも無く淡々としているだけに、かえって辛さが倍増します。なだれに遭い、助け出されるも、息を引き取るさだおばさん。その表情、顔の色から、生気を失ったことが激しく伝わります。優しい絵柄なのに、表現は甘くないんです。
 で、読み終えて…。号泣はしなかったけど(当たり前だ)、かなり涙目になって読んでいたので、やはり怪しい客だったかも。と言うか、これ以上読むと本当に泣きそうだったので、最後のほうはまともに読んでいません…。

 森林鉄道つながりで。全国の廃線や廃道跡などを辿ってレポートしているホームページがあります。もうこのホームページが(大量に記事があるので、まだ一部しか見ていませんが)いろんな意味で凄まじいのです。
 このホームページの作者、「横須賀トンネルマップ」という横須賀市の観光案内マップの監修をしていて、『アド街ック天国』の横須賀の回なんかにもちらっと出てトンネルの解説をしていたので、「ただのトンネルマニア」なんだと思っていましたが…いやはや、そんな次元の人じゃありませんでした。
 どの記事も凄いんですが、「橋梁レポート 無想吊橋」は特に壮絶。興味のある方は検索してみてください。しかし、こんなにアウトサイダー的(?)な活動しているのに、公共の刊行物で執筆できてしまうのも凄いですね…。とひたすら感心しつつ、今月はこのへんで。

2012/06/24(日) 座席に土足をのせないで
相変わらず電車に乗ってフラフラしている最中なのですが、はす向かいに座っている若い子が、向かい合わせの席に靴のまま足を乗せていて、気になってしょうがない。かといって注意もできず、こうしてここにブツブツ書いているわけです(情けない…)。
最近、小さい子どもでも、靴のまま座席に座って外を見ていることが多いです。自分たちが子どもの頃は、必ず靴を脱ぐよう教えられたはずなのに、今はそんな親は少数派か…。
全国のお父さんお母さん!ここは日本、畳文化の国です。靴を脱ぐ教育を受け継いでいきましょう!…以上、教育と無縁の人間の独り言でした。

2012/06/20(水) テレビと私の十数年
 実家の事業仕分け(そんな大げさなものじゃないが)により、長年にわたり加入していたケーブルテレビ・YCVを脱退(?)することになりました。
 加入したのは、学校を卒業して就職した年なのでよく覚えています。その年、亡父が家を建て替えし、同時にケーブルテレビに加入したのでした。今まで砂嵐の向こうに見ていたTVKが鮮明に見えるのに感動したものです。
 あれから十数年…それなりにいろいろあったなあ、と遠い目になってしまいます。全然変わっていないのは、このひまひま日記に象徴される自分自身の精神年齢か…。
 YCVの、一貫してしょぼい(←決して悪口じゃありません)地域情報番組が好きだったなあ。あの独特のセンス(妙な合言葉とか、ゆるい掛け合いとか、変な衣装とか…)、名物ディレクターでもいたのでしょうか。親会社が相鉄から代わった影響か(それこそ仕分け対象??)、この連綿と続くゆるゆる情報番組も無くなってしまいました。
 ありがとう、そしてさようならYCV(そんなに感傷的になる話じゃないが…)。

 ついでにもうひとつテレビネタで。NHKで深夜にやっている『NEWS WEB 24』という番組。ネットと連動、というのが番組の売りみたいですが(NHKは前にも似たような番組やって失敗した気が…)、番組中、常時画面にツイートが表示されていて、見にくいことこの上ない。しかも「○○さん(司会のアナウンサー)今日もかわいいですね!」みたいなどうでもいいツイートばかりだし…。
 あと、曜日替わりで「ネットナビゲーター」なるコメンテーターが出てくるのですが、この人たちの人選もよくわからない。というか、いらないんじゃないかなあ。ニュース解説に出てくるおじさんたちを曜日替わりで出しておけばいいのでは…。
 まとめると、「普通のニュースでいい」という結論になってしまいました。すみません。

2012/06/11(月) 幸せって何だっけ
 自分にそんな仕事をする能力はあるのだろうか…という不安を抱きながら、日々、人の相談に乗るような仕事をしている。相談を受けていると、「私はとても不幸だ」「私ほど辛い思いをしている人など他にいない」「私の気持ちなど誰もわかってくれない」…そんな感じの話をする人が多い。
 そのような人に対して、無条件に受け止めて共感するのがこの仕事をしている人間の務めだ…わかってはいるつもりだけど、つい、「どうしてそう思ってしまうのかなあ、世の中にはもっと辛い思いをしている人もいっぱいいるのに、自分だけが特別と思ってしまうのかなあ…」などと思ってしまうことが多々ある(やっぱりこの仕事向いていないのかも)。
 そんなことをグダグダ考えつつ街に出ると、周りの人たちがなんだかとても幸せいっぱいに見えてきて、人の辛さを受け止め続けなければならず、自分の辛さなど表に出してはいけない仕事をしている自分自身が、もの凄く不幸なように思えてしまう時がある。
 …とここまで至って、周りが全然見えてなくて、いちばん自分のことしか考えていないのは、自分自身だということにようやく気付くのです。

 気を取り直して、今週も元気にやっていきたいと思います。(酔って書いているので、あとで見返して後悔するかも…)

2012/06/05(火) ひまひま管理人、三陸へ
 岩手県の三陸鉄道に乗ってきました。三陸鉄道には北リアス線と南リアス線があって、南リアス線にはおととし乗ったのですが、震災で大きな被害を受け、いまだ不通となっています。
 一方の北リアス線も被害は受けたのですが、一部区間がバス輸送となっているほかは復旧し、再び列車が走り始めています。今回、その北リアス線に乗りに行きました。

 新幹線で八戸まで行き、八戸から「リゾートうみねこ」というJR・三陸鉄道直通の列車に乗ります。八戸市街地の区間を抜けると程なく、美しい海沿いの区間へ。海は本当に穏やかで、この海が多くの人命を奪ったなど想像もできないぐらいです。
 三陸鉄道区間に入ると、車内販売のアテンダントさんが乗車。少しはお金を落とそう、と「すみません、クリアファイルください」と声をかける。
 しかし、出てきたのは何とこれ。→http://img13.shop-pro.jp/PA01072/130/product/41674467_o1.jpg?20120402080841
 「あの…他に無いですか」と聞くと、「すみません、鉄道男子と鉄道むすめのクリアファイルしか無いんです…」。「じゃあストラップを…」と聞くと、「キティちゃんストラップか、キューピーちゃんストラップで…」。
 結局、せんべいを購入しました。三陸鉄道さん、小さなお友だちや大きなお友だち向けだけじゃなくて、鉄道マニアのお友だち(?)向けの商品も作ってほしいなあ! きっとみんな買うと思うんですけど。

 穏やかな車窓が大半でしたが、やはり一部区間ではがれきが山と積まれ、防波堤は痛々しく破壊されていました。アテンダントさんが「本来ここには防風林がありました」と説明していましたが、跡形もありませんでした。
 さらに被害の激しい区間では、そもそも鉄道の再開すら見通しが立っていないわけで、今回はその一部を垣間見たに過ぎません。写真を撮ろうと思いましたが、どうにもカメラを向けられませんでした。結局、美しい景色しか記録に残していません。

 宮古に泊まり、翌日はバスで盛岡へ。JRの列車の時間が合わずにやむを得ずの選択だったのですが(1日数本の超閑散路線なのです)、乗ってみると、そのJRの線路や川の流れに寄り添いながら新緑の中を走り続ける気持ちのいい車窓で、たまにはバスの旅もいいかも、と感じました。
 盛岡に着くと、なんと雷鳴とどろく大雨に…(極度の雨男、よくあることなのですが)。避難を兼ねて、一度食べたかったデパ地下のじゃじゃ麺の店へ。昼時をだいぶ過ぎていたのですが、地元客らしき人々で賑わっていました。周りの人の食べ方をちらちら横目で見て、真似しながら食べました。
 じゃじゃ麺、いかにもB級グルメといった感じなのですが、これだけ地元の人に愛されているのだから、まさに盛岡のソウルフードなのだと思いました。


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