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2013/10/29(火)
なんと御年79歳
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藤子不二雄A『PARマンの情熱的な日々』というマンガを買いました。 「コミックエッセイ」と銘打っていて、タイトルの通りPARマンことA先生(パーマンはF先生の作品だが、A先生は趣味のゴルフにちなんで、自らをPARマンと呼んでいるらしい)の日常を描いた作品です。
例えば第1話の内容は… ・「今回はワシの生活の一部を紹介しよう!ワシは月〜金と通勤している」「ロマンスカーでノンストップ新宿へと向かうのだ!ワシは自分の指定席にすわってから、ゆっくりミルクティを飲むのだ。」箱根の温泉から帰るような気分になっていい気分のA先生。 ・「せっかくロマンスカーでいい気分で来たのだから、もう少し寄り道をしたい。」小田急百貨店のゴルフ売り場で試し打ちをし、汗ビッショリになってしまうA先生。そこでスポーツジムに立ち寄り、プールで泳いで、サウナに入る。 ・午後2時を過ぎ、ようやく仕事場へ向かうA先生。「仕事拒否症(!?)ではないが、なんとなくあちこち寄り道をしてしまうのだ。」 ・アイデアを考えるも、何も浮かばない。そこにゴルゴ・さいとう・たかを氏からの電話が。また出て行ってしまい、ホテルのバーでグラスをくみかわすA先生。「結局ワシはその日仕事場へは戻らなかった…アチャーッ!?」
こんな感じで、酒を飲んだ話、パーティーに出た話、そして時々マンガ家仲間との昔話…このローテーションがひたすら続きます。なんかもう自由人といった感じで素敵。マンガに命を捧げたようなイメージのF先生と対照的に見えるのが面白い。同世代のマンガ家がほとんど亡くなった今、A先生には長生きしていただきたいものです。
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