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2013/04/22(月)
夢のグリーンに初乗車
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秋田新幹線「スーパーこまち」用の車両に乗りに行きました。わざわざ「〜用の車両」などと書いたのは、スーパーこまち号の折り返しで使用されるやまびこ号への乗車だったから(しかも郡山まで)。なので、「スーパーこまちに乗ったよ」と堂々と言えるかどうかは微妙なところ。 それより何より、今回、生まれて初めて新幹線のグリーン車に乗るのです。ネット割引で10%引きだったので、思い切って奮発してしまいました。新幹線でグリーン車だなんて10年早いと思っていたけど…こんな贅沢して、なんか酷い悪運が訪れてしまうのでは??
夢のグリーン車に期待を膨らませつつ、京急で品川へ向かいます。外は雨が降り出しました。 早速ついてないスタートだなあ…と思っていたら、突如電車がジリリリリンと音を立てて止まってしまった。車掌さんの「ただいまから車両を点検します」との放送が。一番前の運転席からは、「原因はわかりません」などと無線でやり取りする声が聞こえる。 ああ、これは長引きそう…やっぱりグリーン車など10年早いという鉄道の神(そんなのあるのか)のお告げに違いない…(泣)。 などと思っていたら、3分ほどして列車は動き出しました。結局原因は不明だったけど、とにかくまだ鉄道の神に見放されていなかった??
そんなこんなで無事東京駅到着。先頭部分は、同業者(マニア)から一般の方々まで、写真撮影する人たちであふれ返っています。運転開始からすでにしばらく経つのに、この人気はすごい。 なんとか写真撮影を終え、車内清掃が終わるのを待ちます。車内に入れたのは発車わずか2分前。新幹線の折り返し時間はタイトです。 さて、夢のグリーン車に乗り込んで、座ってみての感想…。うーん…意外と座席の幅が狭い…。 幅の狭さは車体の小さい秋田新幹線用なので仕方無いのですが、一方で前後・上下の寸法は大きめなので、身長160p程度のぼくの体格では持て余してしまうのです。なんか、さっきまで乗ってた京急の快特のほうが座りやすい気がしてきた…。 などとモヤモヤ考えていると、通路を隔てて反対側の席からボリボリと大きな音が。見ると、(風貌から)同業と思しき男性が、ポテトチップスを思いっきりむさぼり食っているではありませんか。 ああ…もっとリッチでエレガントでノーブルな空間を想像していたのに…(そもそもそんな空間に、自分が入れるわけがありませんが)。どうもグリーン車というものに対して幻想を抱き過ぎていたのかも知れません。
若干期待外れ(と言うか期待しすぎ)のグリーン車初体験を終え、翌日はなんと季節外れの積雪! 前日に「鶴ヶ城は満開の桜で大賑わい」のニュースを見て、「会津若松での1時間弱の乗り換え時間を利用してちょっとでも桜を見よう」とかなり無理のある計画を立てました。 しかし、郡山から乗った列車は5分ほど遅れて会津若松に到着し、乗ろうと思っていたバスはタッチの差で発車…。 やむなく鶴ヶ城へと歩いて向かいますが、思ったより遠い。お堀端に着いた時には、無念の時間切れになってしまいました。やって来た西若松駅行のバスに乗車。 結局鶴ヶ城でお花見はならず…と思いきや、バスの車窓から見えました。お堀の周りの桜と、その向こうに鶴ヶ城の姿が。その間わずか5秒ほど。なんだか、蛭子さんたちが出てくる路線バスの旅を思わせるような慌ただしさでした。
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