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2014/12/21(日)
ビスタカーのDNA
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またまた電車に乗ってきました。遊んでばっかりだ。今回向かったのは三重県。新幹線で名古屋まで行き、近鉄特急に乗り換え。 パスモで日本全国乗れるようになって、便利になったなあ…なんてうすぼんやり考えながら車窓を眺めていると、ふと思い出した。そうだ、今回はフリー切符を買って電車やバスをいろいろ乗り継ぐ予定だったのだ。痛恨のミス、ああ…。 もやもやした気持ちを振り払いつつ、伊勢神宮参拝。学生時代に、三重の友人宅へ遊びに行く際にみんなで行ったのですが、赤福を食べたことぐらいしか覚えてない。基本的に人任せの行程だと、あまり記憶に残らないのです。 この日は日曜日とあって、すごい人出でした。もっと厳粛な雰囲気を勝手に想像していたのですが、家族向けの観光地&カップル向けのデートスポットだなあ、これは。まあ、つまりは「一人でお伊勢参りは寂しいなあ」ということです。
鳥羽で1泊し、翌日は市営の船に乗って離島へ向かいます。港に泊まっていた船は、漁船をちょっと大きくしたような(言い過ぎ?)心許ないもの。この日は風が強く、大荒れの航海になったらどうしよう…とビビり気味でしたが、幸い波は穏やか、20分ほどで目的の島に到着しました。 島には、コンビニなんてものは1軒もありません。ぶらぶら散策して、お腹すいたなあ…と思っていたら、せまーい路地に「たこ焼き」ののぼりが。恐る恐る路地を進み、民家の軒先をくぐってドアを開けると、そこには島のおばあさんが…と思いきや、予想外に若い女性が店を開いていました。 この店、たこ漁師の妻がやっているたこ焼き屋らしい。テレビ局が喜んで取材しそうなお店です(実際、取材されたこともあるみたい)。たこ焼き買って、漁港のベンチに座って食べました。たこは大きくプリプリ、8個入りで350円。安い。
再び船で本土に戻り、帰りに乗る電車は近鉄ご自慢の観光特急「しまかぜ」。そうです、今まではみんな前フリで、今回の目的はこの電車に乗ることなのです。 下の写真がその「しまかぜ」。窓が大きくて、座席は立派、なぜかマッサージ機能付き。軽食が食べられるコーナーもあります。最近の豪華車両が、大人向けにシックな雰囲気で…という傾向が強い中、しまかぜは何というか、男の子が「かっこいい!乗りたい!」と思えるような電車だと思います。この時代にこんなバブリーな車両を作った近鉄はさすが。
そんなわけで、いっぱい電車に乗って満足しました。また現実に戻りましょう。 家に着いてから交通費を計算してみると、フリー切符を使えば3,920円だったところ、4,720円かかってしまった。差し引き800円の損害。ああ。
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