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2014/07/24(木) 夏木マリ見て我が身省みる
 先日、テレビ東京にチャンネルを合わせたら『ラスト・ドクター』という寺脇康文主演のドラマをやっていたので、途中から見てみました。テレ東の、他局で一線級だった人をしばらく経ってから連れて来るというこのやり方は、もはやお家芸ですね(午前中には、TBSをクビ?になったヤックンの番組をやってるし)。
 さてこのドラマ、タイトルからシリアス路線なのかと勝手に思っていましたが、中身はかなりのゆるゆるドラマでした。脚本があの『梅ちゃん先生』の人だと聞いて納得。梅ちゃんはNHKのオファーに基づいてのゆるゆる路線だと思ってたけど、どうもこの脚本家さんの作風なのかも(いや、今回も「梅ちゃんのようにゆるくしてね!」というテレ東側のオファーなのかも知れないが…)。男性キャラは変わり者、女性キャラは目立った特徴なし、というのも両作品の共通点。

 初回のゲストとして、あの迷作『純と愛』でおなじみ?の夏菜も出ていました(一人二役で双子を演じるという、かなり無理のある設定…)。夏菜さん、何かのインタビュー記事で「『純と愛』でかなり批判を受けて、立ち直ったのはごく最近」みたいに答えているのを目にしました。いや、役者に罪は無くて、必死に演じていたと思いますよ(脚本に罪はあるけど)。
 朝ドラの重圧というのは大変なものなんだなあ…と思ってたら、夏木マリがNHKの番組に出ていて(なぜかサッカーの澤穂希との対談)、『カーネーション』でかなり視聴者に叩かれたことを語っていました。ここまでキャリアを積んでいながらこんなに批判されたことに堪えた、そんな内容のことを話していたと思います。

 個人的には、夏木マリぐらいキャリアがあれば批判なんてどこ吹く風、と勝手に思っていたのに、ああやっぱり批判というのは堪えるもんなんだなあ、そう思えば自分などまだまだ若手、批判を受けてなんぼと思ってやっていかないといけないなあ…などと、役者でもなんでもないのに我が身省みてしまうのでした。
 なんか話があちこち飛びまくった上に、結局いつものように朝ドラネタになってしまった。すみません。


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