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2016/10/10(月)
母が亡くなって思うこと
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母親が亡くなってしまった。先週末、「足が痛いから弁当買ってきて」と電話があり、弁当買って家に帰って、「こんなに痛いことは今までなかった。死ぬんじゃないかなこりゃ」とは言っていたけど、おいしいおいしい言って弁当食べているし、まさかこんな急なことになるとは夢にも思わなかった。 翌日、なかなか起きないから部屋をのぞいてみたら、グーグーいびきをかいて寝ているので、そのままにしておいた。しかし、昼過ぎになっても起きない。さすがにおかしいと思ってもう一度見に行ったら、口から泡を出していびきをかきつづけている。肩をゆすって呼びかけても何の反応も無い。 気が動転しながら救急車を呼んだ。到着するまでが本当に長く感じられた(救急隊の人たちは、愕然とするほど落ち着いたものだった。いや、救急隊も一緒になって気が動転してたら困るのだが…)。病院に搬送されたが、もはや手の打ちようが無いと言われた。そして、翌日未明、心臓が停止したとの電話があり、駆けつけたら静かに息を引き取っていた。
父親が亡くなる時は、同じように母親が救急隊を呼んだ。「気持ち良さそうに寝ていたから起こさなかった」「もっと早く起こせば助かったのかな」「でも、苦しまないで死んだから良かったのかも」と、父の死後、何度か自分を納得させるように話していた。まさか、自分がその時の母親と同じような立場になるとは思わなかった。 思えば、自分はおばあちゃんっ子だったので、小さい頃はどちらかというと母親よりも祖母との関係のほうが近かったと思う。12年前に祖母が亡くなり、そして7年前に父が亡くなり、その後は母と過ごす時間が多くなっていた。 いろいろ心残りはあるけれど、でも自分が家に帰るまで、亡くなるのを待っていてくれたのかな…と思う。
ぐだぐだと長文すみません。気持ちを整理するためにここに書かせて頂きました。これから、やらないとならない手続きがたくさんあるし、気持ちを切り替えて仕事にも復帰しないとならない。でも、これからは本当に一人、好きなことをして生きていこうと思います(今までも同じか)。
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