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2016/09/04(日)
ひまひま大河日記・『真田丸』途中経過
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真田丸、ぐんぐん面白くなってきました。序盤の頃、ひまひま日記で「ジャカジャーンって感じの壮大なテーマ曲じゃなくて、寂しい」みたいなこと書きましたけど、このドラマ自体、壮大な歴史ドラマではなく、歴史に翻弄される人間ドラマをやろうとしているのだなあと、ここまで見てきてわかってきました。そう考えると、このテーマ曲はやっぱりふさわしいのかも。 昔、『12人の優しい日本人』って同じ三谷幸喜脚本の映画をテレビで観て、ストーリーは正直よく覚えていないのですが、見終わった後ちょっと心に引っかかるような、ちょっとした意地悪さを感じたような気がします。『真田丸』を見て、ふとその感覚を思い出しました。 主人公の真田信繁、これまではただ上手に立ち回るだけで、あまり主役としての魅力は薄かったのですが、ここに来て忠義に燃えて、熱く語るシーンが増えてきました。主役らしくなってきた感じ。しかし、このドラマでは、良い人はことごとく敗れ去っていくのです。「良い人」化してしまった主人公。物語はいよいよ佳境に入ってきました。引き続き見ていきたいと思います。
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