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2017/10/29(日)
鉄道界の長老トーク
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みなとみらい地区にある原鉄道模型博物館のイベントに行ってきました。小田急開業90周年を記念した『小田急ロマンスカー物語』という企画の一環で、東武のOBで東武博物館名誉館長の花上嘉成さんと、小田急OBの生方良雄さんのトークイベントです。お二人とも、鉄道マニアにとってはレジェンドみたいなお方です。 ちなみに年齢を調べてみたら、花上さんは1940年生まれ、生方さんに至ってはなんと1925年生まれ…! お話聞かせていただくだけでありがたいという感じだ。
そんなわけで、鉄道時事放談(←違う)、小田急SE車から東武のSLの話まで、ここには書ききれないぐらいお腹いっぱいで面白かったです。生方さんは生真面目な紳士、花上さんはあけすけなおじさん(ごめんなさい)といった感じで、両社の沿線のカラー(世田谷区対足立区)を象徴しているようにも思いました。 花上氏が言っていた「何十万も出して乗る豪華列車なんて、観光会社に任せておけばいい、鉄道は気軽に乗れるものでないと」といった言葉には、ふかーく頷いてしまいました。こういう、本当に鉄道が好きな人が、いつまでも鉄道の現場にいてほしいなあ。今はそういう時代ではないのかな…。 そして、好きなことを仕事にしてきた人たちの、熱意の凄さみたいなものも感じました。かくいう私は、趣味のイベントだからこうして休日にノコノコ出かけていくけど、たぶん仕事関係のイベントだったら「やだやだ、休みの日まで使って勉強したくない」なんて言って行かないだろうなあ…。そんなダメ人間丸出しなことを考えつつ、帰途につきました。
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