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2018/08/30(木)
笑顔いっぱい、マニアもいっぱい
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先日亡くなった、沖縄県知事の翁長雄志さんの著書を買って読んでみた。2015年に発行された『戦う民意』という本。何と言うか、確固たる信念を持った人だと思いました。信念を持った人の言葉は心に響きます。それに比べて、自分を立派に見せようとしたり、相手を罵ったりするだけの、言葉の軽い政治家のなんと多いことか。 ご本人にとっては不本意だと思いますが、殉職という文字が頭から離れませんでした。真面目な人ほど、早く逝ってしまうのかなあ…(いや、ご長寿で立派な方もたくさんいると思いますが)。
話は変わりまして。先日、磐越西線の『DLばんえつ物語号』という列車に乗ってまいりました。この列車、普段はSLが牽引しているのですが、機関車不調のため、DL、つまりディーゼル機関車がピンチヒッターを務めているのです。SL列車だと夏休みということもあって家族連れで満員だろうけど、DLなら空いているのではないか…という、後ろ向きな(?)理由で行ってきました。 で、予想以上に子どもは少なく、大きなお友達(自分含む)が多かったです。そりゃ、DE10に乗りたい!なんてマニアックな子どもはいないよなあ。 しかし、車掌さんや添乗スタッフさんたちは、普段のファミリー向けモードで、笑顔いっぱいで頑張っておられました。挨拶から始まって、乗車スタンプを押して回って、記念品を配って、じゃんけん大会をして…。 顔出しパネルを持って記念撮影に回っている時は、さすがにいたたまれなくなってトイレに避難してしまいました。いや、普通に断ればいいんでしょうけど、なんか申し訳無いような気がして…。 そんなわけで。乗務員の皆様お疲れ様でした。早くSLが復帰して、子どもたちの笑顔で車内があふれますように(その時は私は乗らないけど)。
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