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2019/08/01(木)
そんな話ではない
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以前このひまひま日記で取り上げた『大家さんと僕』の続編が本屋で平積みされていたので、買いました。前回の話の続き、大家さんが亡くなるまでが描かれています。 で、前回も帯に文句を言ったと思うんだけど、今回も「涙の続編!」とか「日本中がほっこりした」「感動の物語、堂々完結。」とか…。何でそういうコピーをつけてしまうかなあ。ほっこりとか感動とか堂々とか、そういった話じゃないと思うんだよなあ。 じゃあどういう話なんだよと言われると、うまく説明できないんですけど(すみません)。もっと乾いた感じなんですよね。 大家さんに本を見せたら、感想が「一番ぐっと来たのが、帯のみなさんのお言葉」と言われるというネタがあったのですが、作者としての照れ隠しでこのネタを入れたんじゃないかなあと思いました。帯と中身の温度差に対して。
そんなわけで、今月もこんな感じでよろしくお願いします。
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