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2023/06/23(金)
只見線に乗ってきました
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毎度おなじみ、遊んでばっかりじゃねーかシリーズということで、福島県のJR只見線に乗ってきた話です。 昨年、災害から全線復旧した直後にも乗りに行きました。沿線の小さな駅に宿を取り、翌朝の一番列車に乗車します。平日だし早朝だし、さすがに座れるだろう…とたかをくくっていたら、やってきた只見方面行きの列車は、座れるどころかラッシュ時並みの大混雑! 早々に乗車をあきらめ、反対方面の会津若松行き(ガラガラ)に乗って帰って来たのでした。そんなわけで、今回はリベンジ旅行なのです。
日曜の昼過ぎ、浅草線の押上駅からスカイツリータウンを抜けて、東武のスカイツリー駅へ。人混みのスカイツリータウンとは対照的に、乗車したスペーシアはガラガラでした。車窓には車庫で手洗い洗車中、近日デビュー予定のスペーシアXの姿が。スペーシアXにもいずれ乗りに来たい。でも、さすがに古さを隠せなくなってきた初代スペーシアにも、まだまだ頑張ってほしいなあ。
この日は、川治温泉にある古びたホテルに宿泊。だいぶ前に泊ったことがあって、このひまひま日記でも書いた気がする(たしか、大浴場で小さな子がおしっこしていたという話だったか…)。 宿は相変わらず古びていて…というか、年月を経て古さ倍増。安いビジネスプランにしたので(旅行なんだけど)、正直食事は期待していなかったのですが、思っていたより味も品数もずっと良くて、もう十分満足(しかも部屋食)。 温泉も広くて湯量豊富で気持ちいいのです。宿の方が「温いけど大丈夫ですか?」「温くありませんでしたか?」と何度も聞いてくださったけど、東北のとても長湯できない熱々温泉もいいけど、温い温泉もまたいいのです。 コロナの苦境を乗り越えてよく生き残ったなと思う。この宿にも、まだまだ頑張ってほしいなあ。
翌日は、会津田島駅から路線バスならぬ路線ワゴンに乗り(乗客は私一人)、只見駅へ。只見の町をぶらぶらした後、お目当ての只見線にいよいよ乗車。 列車は、中高年の団体客が乗っていたけど(旅に行くたび、中高年は元気だなあと感心します)、幸い座れる程度の乗車率。その団体客も途中で下車し、あとは本当にローカル線らしいのどかな風情に。 隣のボックス席では、地元の高校生らしき男女がもたれ合っていました。都会の電車だと「おい、どっかの公園へ行けよ!」と思ってイライラするのですが(大人げない)、気持ちがローカル線モードで大らかになっているので気になりません。しかし、いまは会津の若者も全然なまっていないんだな。福島・栃木・茨城あたりが、東京周辺最後のなまりの地だと思っていたので(何だそりゃ)、それもいよいよ終焉かと思うと寂しい。 只見から終点の会津若松まで3時間弱。新幹線の3時間弱は長く感じるんだけど、ローカル線だと意外とあっという間なのです。遅いほうが短く感じるのが不思議。これが浦島効果というやつか(違うと思う)。
さて、来月から多少忙しくなりそうなので、遊んでばっかりシリーズはしばらくお休みとなります(またすぐ再開するかも知れませんが)。今月はこんなところで。
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