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2004/03/24(水)
携帯メールでアドレナリン
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カメラ付き携帯に変えてそろそろ1年。機種はシャープのSH251iSという、昨年のこの時期の機種としてはなかなかいい仕様でした。しかし、カタログ上の仕様からでは分からない使い心地は、文字通り使ってみないと分かりません。 おそらく、これほど(シャープ機は全部?)メール打つのが億劫になる機種はないです。はっきり言って日本語変換バカです。よくもこんな低レベルの物を惜しげもなく世に出せるなぁと逆に感心します。
例えば「きたく(帰宅)」と打って変換してみましょう。「結果」と変換されて衝撃を受けます。「帰宅」とするには約50個の候補の中からえっちら調べなければなりません。 次に「なんじ(何時)」としてみます。「寝技」と変換されるのには驚愕します。 「してき(指摘)」→「ステキ」、「そうしん(送信)」→「最新」、「てんとう(転倒)」→「珍答」となった日には開いた口がふさがりません。こんな調子ですから文単位での変換なんてもっての他。単語(それも1字1字で)変換しないと満足に文章が出来ないのです。 そう、SH251iSはいろんな候補を予測しすぎる余り目的を見失った、「自分の才能に溺れた」携帯電話なのです。ドラゴンクエストなんかで自分のキャラ以外はAIで戦わせるという画期的なシステムを組んだけど、実際はバカすぎて全然使い物にならなかった・・・そんな昔のことを思い出してしまいました。
他のメーカの機種を使ってみると、ある程度の文章でも一発変換してくれたとき「これぞ文明の利器や!」と感動しました。こんなバカな変換しかしないのはSH251iSだけだと願うばかりですが、もし機種変更をするとしたら、念のためシャープは買わないようにしようと思っています。 買って1年を迎えるにあたり、たまりに溜まった不満をはき出してみました。
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