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2006/02/13(月)
もっと堂々と
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自分の通勤経路には、いくつか警察の取り締まりポイントがあります。 以前道交法第38条(横断歩道前で止まっている自動車の脇を抜けるときは一時停止するルール)で捕まったポイントも含め、4カ所で取り締まりを受けました。以降、そこを通るときは警察がいる/いないに関わらず、一応ルール遵守を心がけています。
取り締まりは不定期ですので、いつやるのか予測は出来ませんが、その日の道路渋滞の度合いで「あっ、今日は何かやってるな」という予想は大体つきます。 で、この日はとある場所で車の進みがやたら遅い場所がありました。この先1kmの所で反対車線通行違反の取り締まりがたまに実施されるところです。この取り締まりはほとんどのケースにおいてバイクが対象となり、もちろん自分もやられた経験があります。 この場所は片側1車線で、1km先にはJRの駅と踏切があります。駅に電車が止まると最大で3分近く待たされることがあり、通勤時間帯だと結構な渋滞を引き起こす場所です。 バイクの場合は左側をすり抜けることが出来るのであまり渋滞の影響は受けませんが、たまに左側ギリギリにクルマを寄せている場合とか、一気に走り抜けたい気持ちでいっぱいの人は反対車線に出てかっ飛んで行きます。警察はこれをカモにするわけです。
自分はこの日の限ってクルマ通勤していたので、当然反対車線走行は出来ず、チマチマ進みながら周囲を見渡します。おそらく近くに監視役の警察官がいて、先で待ちかまえている取り締まり担当に「ほれ行ったぞー」と連絡する事になっているはずです。 ところが、なかなか監視役らしき警察官が見当たりません。変だなぁ、今日はやっていないのかなぁ、この渋滞は単に時間帯が悪かっただけなのかなぁ。。。と思っていたその時!! 居たーーーーー!!
いかにも普通のオッサンみたいな格好をした冴えない人物が、あっち行ったりこっち行ったりしていたのでした。てっきり制服を着ているとばかり思っていましたが、服装からしてフェイントを掛けています。せこい、せこすぎる!! その人物の横を通り過ぎるときにマジマジと見ると、行ったり来たりする中にもしっかりと踏切側の方を見て、反対車線を走っているバイクがいないかチェックしてます。耳にはイヤホン、手には小さなトランシーバ、明らかにこのオッサン風の人物が監視役です。 、とその時。ブォーーーーーンと、ばかりに5,6台のバイクやスクーターが反対車線を滑走していきました。あ〜あ・・・。 数秒後ものの見事に一荷釣り。そうそう、数年前自分もこうして捕まりました。運と読みが悪かったと観念して下さい。 結局自分がこの踏切を抜けるまでの約10分間、10台強の2輪車がご用となってしまいました。
でも、毎回思うのですが、隠れてコソコソ取り締まって、違反をしたら「はいどーもー」的なやり方はどうも好きになれません。もっと堂々と表に出て目を光らせ、交通安全を指導してほしいものです。それが本来の交通指導なんだと思うんですがね(まっ、そうしてしまうとお金が入らなくて困りますか)。
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