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2007/10/26(金)
ホームズ彗星
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昨日でしたか、ニュースで40万倍も明るくなって肉眼でも見えるほどの明るさになった彗星が紹介されました。 慌ててアストロアーツで情報を見てみると、その彗星はホームズ彗星と言って、通常は17等前後。それが2等級後半にまで増光しているとか。この手の明るい彗星は「西天低く」とか太陽に近くて見る時間がほとんどないのが世の常ですが、ホームズ彗星のある場所はペルセウス座でした。これはもう見なければなりますまい!! ということで、26日見てみました。ファインダーでもぼんやりとした惑星状星雲に似たコマの拡がりが分かりました。色は黄色で、彗星の色がこんなにはっきり分かったのも初めてのことでした。尾はなく、ホントに惑星状星雲と見間違うぐらいの格好ですが、倍率を上げると恒星状の核からガスらしきものが扇状に吹き出しているのが分かります。バーストした物質が出ているのでしょうか。 写真はホタロンにToUcamを直焦点で接続して撮影したものです。ちょうどホタロンに150倍をかけて見た様子に似ています。 本来なら天文奔走記に顛末を書くところなのでしょうが、速報的な意味も含めてこちらにアップします。後日詳細なデータも含めギャラリーに掲載したいと思います。
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