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2018/03/11(日)
オートガイダーでPECする(2)
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昨日の続きで、今日もオートガイダーでPECの調整に挑戦しました。 本日は過去のPEC記録をリセットし、AXDの素のピリオディックモーションを捕まえての修正です。
結果としては、ホタロンノーマル焦点(910mm)で問題ないレベルまで星ズレが抑制されました。 ただ、全てオートガイダー任せでは追尾エラーを修正することはできなくて、大きくエラーが出るところは手動で修正を加える必要がありました。と言うか、手動操作も効くとはそのとき初めて判ったんですが!
オートガイダーと自分が全く同じタイミングで同じ方向に修正をかけると、修正量が倍になって失敗!というケースが多発して結構難儀しましたが、「ここはお前な、次は俺な!」と言ったかどうかは別にして、そんな感じで機械と人間の二人三脚よろしく何とか調整が完了しました。
調整後はエスキモー星雲を3周期分+α撮影し、ズレの挙動を確認。昨日見られたいびつな星像は解消され、少なくともピクセル等倍では星の流れはほとんど見られませんでした。 メーカでのPEC調整をせずともオートガイダーを併用しての自前PECで追い込める目処が立ったと思います。 次はいよいよ長年の夢でもあったVC200L(ノーマル焦点はホタロンの約2倍の1800mm)でのノータッチ撮影に向けたさらなる追い込みに挑戦か??
*PEC後にホタロンノーマル焦点で撮影したエスキモー星雲のうち、一番星の流れが大きかった1枚です。ピクセル等倍ですが、微光星もほぼ点状に写っていると思います。
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