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2018/09/16(日)
サターン赤道儀でオートガイド
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先々月の話になりますが、ビクセンのモーターコントローラ「DD-3」をゲットしました。 このコントローラはサターン赤道儀に取り付けているモータにも使えて、さらにAXDのスターブックTENと同じ形状のオートガイド端子が付いているのです。 ということは、AXDで使っているオートガイダーをDD-3に接続することで、サターン赤道儀でもオートガイドができるんじゃないか? そんな考えが頭に浮かんで、ついつい手を出してしまった次第です。
思えば、サターン赤道儀には本体以外にも結構出費を重ねてきました(→ポールマスター、アリガタ取付プレート、三脚接続アダプタなどなど)。いずれも使い勝手が向上したということで目論見通りの結果を残してきましたが、果たしてコントローラゲットは吉と出るか凶と出るか??
<サターン赤道儀でオートガイドは出来るのか?>・・・今日、実際にシステムを組んでテストしてみました。 赤緯モータの取り付けはレイアウト的に厳しく、両軸ガイドは時間がかかりそうですので、とりあえず赤経方向の一軸のみでトライします。ポールマスタでの据付精度が割と良いので、ホタロンで5分程度の露出なら両軸オートガイドはいらんかもしれませんし。
途中、オートガイドソフトのセッティングであれこれ時間がかかりましたが、いざオートガイドをやってみた結果はどうだったかというと・・・・、 かなりいいセンいったんじゃないかと。
ゲインとかヒスとか全然調整せず、AXDのパラメータのままだったのですが、最大で±1.2秒位、平均は±1秒以内のエラーに収まりました。 下手するとAXDよりもいいんじゃね??と思うぐらい安定した追尾でした。
自動導入ができないので、対象天体をイメージ通りの写野に持って行くのに時間はかかると思いますが、1つの天体をじっくり撮るようなケースでは、サターン赤道儀も十分に使えそうです。
*中央の白の線が赤経のガイド状況です。縦の1目盛りがエラー幅1秒に相当します。サンプリングは「1秒」と、比較的短い設定にしていましたが、大きく暴れることなく追尾できていました。
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