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2019/01/11(金)
直焦ワイドアダプターの悩み
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VC200Lやホタロン、カプリなどにHDレデューサをつける場合、直焦ワイドアダプターを併用してカメラを接続する必要があります。 従来のカメラアダプターでは、ドローチューブをめいっぱい押し込んでもピントが出ないためです。
ところがこのワイドアダプター、カメラ回転リングを固定するネジが長すぎて、カメラ(EOS)の突起と干渉してカメラの回転範囲が制限されるという、ちょっと困った代物です。
取説には「カメラとネジが干渉する場合は、付属のイモネジ使ってください」とありますが、固定箇所3つに対し、付属しているイモネジは1個。つまり、最も使用頻度の高いアングル付近の長ネジをイモネジに換えれば「実用上支障はないでしょう」という解釈と見て取れます。
ただ具合が悪いことに、自分の場合は最も使用頻度が高いアングルにすると、固定箇所と突起部が同じ位置になるのです。なので、カメラを90度回転したくても60度しか回せず、先日の撮影では「あともう少し回転したいのに!」という場面が多々発生したわけです。
取説の解釈(推定)を拡張すれば、イモネジ増設ということになるのでしょうが、イモネジを緩めたり締める際にドライバーが要るので、使い勝手が よろしくありません。
「どげんしたもんやろか」と悩んでいたとき、たまたま目に付いたのが従来のカメラアダプター・・・に付いている固定ネジ。同じビクセン製だし、もしかしたら?とワイドアダプターに付けてみたら、これがぴったりで、しかもカメラとギリギリ干渉しないではありませんか!もちろん、即入れ替えでした。
カメラ固定に問題ないかはあとあとの運用で確認してみるとして、とりあえずグリグリ回転できる見通しがたちました!
ひるがえってオリジナルの長ネジ・・・・昔のEOSでは干渉してなかったんすかね?製品としてはあかんレベルだと思うのですが。
*上がオリジナルの固定ネジ。下がカメラアダプターのネジに取り替えた後です。
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