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2006/03/20(月)
ちょいとしんみり。
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やー今日はええ天気だった!
今日は祖父母がうちに来ました。
で、お土産のおはぎを食べた。和菓子はおいしいなぁー
祖父母がうちの方に引っ越してくることもあり、最近身の回りの整理をしなければなーと思う。
で、思いがけず懐かしの一品とか見つけちゃって、ノスタルジーに浸っちゃったりするのだよね。。
小さい頃から慣れ親しんできた家がなくなってしまうのは、心にぽっかり穴が空いたよう。
2階にあがる急な階段や、本棚に隠した手紙、かくれんぼに使った押入れや、いもりがでる納戸とか・・・
ずっとマンション暮らしな私にとって、祖父母の家はかくれんぼの宝庫みたいな家だった。
古い家で、だからこそ部屋に一人でいると何か出そうで、ドキドキした。 実際「この部屋に昔〜が出て・・・」という幽霊話を聞かせてくれたっけか。
私も幽霊や妖怪が見たいっつって、わざわざその部屋で一人寝たりね。 暗闇で見る大きな仏壇は、ちょっとぞくっとしたのを覚えてる。
何度か引越しを繰り返してきた私にとって、唯一変わらない祖父母の家は、幼くて、いろんなことに無邪気だった自分を思い出させてくれる大切な場所だったのです。
思えば将来の夢について、初めて家族に話したのもあの家だった。
自分でもそれがどんなに大変か分かってたし、笑われるの承知で打ち明けたんだけど、祖父母は最後までちゃんと聞いてくれて、「どんなに時間かかっても、頑張りなさいよ」って応援してくれた。
とにかく私にとって、本当に本当に大切な場所でした。
庭いじりが大好きな祖父が、50年近く大切に育ててきた柿の木や芝生が壊されるのは・・・正直たまらない。
あの家がばらばらになって、茶色のまったいらな土地になって、コンクリートの新しい家が建つことを考えると、ううってなるけど・・一番つらいのは祖父母ですからな。よく決断したなーと思います。 孫の私がヨヨってなってちゃまずいじゃんか。
もうこの道をまっすぐ行って、あの角曲がればあの家がある、というのがなくなっちゃうんだなー。目瞑って歩いたって間違えようがないほど、何度も歩いた道なのに。
もう家がなくなっちゃったらあの場所に電車で通うこともないかと思うと寂しいけど、しばらくしたら、懐かしみにふらりと立ち寄るのもよいかなと思います。 壊されてすぐだと、きっとショックが激しいだろうしね!
つー訳で一人しんみりですんません。
残りわずかとなったあの家に、いっぱいいっぱいありがとうを言ってお別れしたいなぁと思いまする。
拍手レス *10時の方、拍手ありがとうございました!
本日絵は、さっきふらっと描いた絵。 前髪厚くしたら、髪型のみ某女優風に・・・(笑)
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