|
2007/12/15(土)
痴人の愛 観賞
|
|
|
ラピュタ阿佐ヶ谷で谷崎と荷風の映画上映中という情報を得て、 こりゃいかねば!!と、仕事と資格試験の合間に谷崎スキーな友人と観に行って参りました。
ええ もちろん作品は白黒。なんつったって、49年京マチ子主演の映画ですもの。
もうこっから先はかなりマニアックすぎる趣味になりますが、
京マチ子べっぴんすぎるYO!! 昭和美人って、なんであんな均整のとれた顔をしてるのだろう。
肩の肉つき加減も、ナオミらしく、丸びおびていてよかったです。
ただ原作の、一見平凡で自分にコンプレックスたっぷりな男が、ナオミと出逢い、自分の理想の女に仕立て上げていく様・・をもう少しつっこんで描いてほしかったなぁと。 わがままではすっぱで、ヒールの先で男の背中をぐりぐりするようなお色気ムンムンの悪女っぷりを見たかったです。
まぁ原作通りにするのは当時じゃ際どい映像になったでしょうが。
でも「パパァ〜これ買ってんvv」みたいな小悪魔ボイスはさすがなものでした。
やっぱりマチ子さん好きです。明日からマチ子巻きでマフラーでもまくかな。
ラストがね、もっと主従関係はっきりとした、あぶない世界で終わらせてもよかったのにね!
次は「卍」か「鍵」でも観に行こうかな。
すみません アングラ映画に大正小説マニアの呟きでした。
でも昭和のロマンポルノって、けっこう面白いです・・よ・・
絵はまだ塗ってないLAS。
けっこう前に描いたのだろうけど、多分太もも辺りが描きたかったんじゃないのかな、と自己分析。
|
|
|
|