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2007/02/16(金)
役員改選の時期
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年度末です。 いろいろな地域団体の役員会、総会が催され、役員の改選があって頭の痛い時期です。 「役員」。みんな嫌がって、引き受け手がいません。確かに大変なんですよ。誰だってイヤです。 もめごとになると困るので、「順番」とか、いろいろとみなさんが方法を編み出すのだけれど、それもうまく回らなくなってきました。 役員のなり手がいなくて、解散になってしまった団体も次々と出てきます。こんな小さな村なのに、地域のつながりが失われつつあります。 でも、無理もないこと。そもそも人口の少ない村に、それはそれはたくさんの「地域の役」があって、、、。それにプラスして、自分の趣味の団体などに入っていようものなら、大変です。 また、生活も変わり、「夫婦ともお勤め」の家庭も増えてきました。しかし、地域の形態は、昔の「皆が農業をやっていた」ときのまま。今、地域の形態も変わりつつある過渡期で、一番大変なときでもあるのですが、、、。
引き受けてくれる人はだいたい決まってしまい、一人がいくつもの役を兼任することも多く、「昨日と全く違う団体の会議なのに、出席している人は同じ」なんてことも、、、。
かく言う私は、自分の思惑とは逆に「役を引き受けてくれる人」として認識されつつあって、困ります。 都会から田舎に引っ越してきて、「地域の方が守ってきた自然など、自分に都合の良いところだけいいとこ取りして、面倒なことにはかかわりたくない」というのは、とんでもないずるい考えである、と思うので、出来る限り「皆さんのいやがる役のひとつも引き受けて、、」というつもりなのですが、それも物理的に限界です。
この時期、毎晩のように何かの会議があり、夜、ゆっくり家にいられるのは、週のうち、1日か2日です。 昨日と今日の2日間で3つの寄り合いをこなしました。
団塊の世代の方で「定年退職後に田舎に移り住みたい」と考える方が多いようですが、「田舎でのんびり」というのは大きな間違いであると思ったほうが無難です。 田舎は忙しいです。 まぁ、「あそこは何にも協力しない家である」と最初から地域の人に思わせる、というのも一つの手ですが、後のことは知りませんよ、、、。
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