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2006/10/19(木)
シェル君、安らかに、、、
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神戸の友達のワンコ、コリーのシェル君が夕べ亡くなった。 ここのところ、肝臓などの内臓系の具合が悪く、薬を飲んでいたようだ。数日前から下痢と嘔吐で入院、点滴を続けていたが夕べ遅くに亡くなってしまった。飼い主さんも、まさかそんなにすぐにこんなことになるとは考えてもいなかったようで、急逝といわざるをえない。最期のお別れはできたのか、苦しまなかったのか、様子を飼い主さんに直接聞くことはまだできないでいる。
愛犬との別れはいつかは来る。また、最期を看取るのが飼い主の務めであることもわかっている。そうでなければいけない。しかし、それはなるべくならずーっと先のことであって欲しい。そして、幸せな、おだやかな最期を迎えて欲しい、と思うのはすべての飼い主の願いである。
シェル君の飼い主さんとは、ある犬好きが集まるサイトで知り合った。いわゆるネット友達である。はじめのうちは本名も知らずにネット上で会話をしていた。数年そんなお付合いが続き、個人的にメールをやりとりするようになった。そして去年の夏、はるばる神戸から長野までテンに会いにきてくれた。シェル君は我が家でお昼寝までしてくれた。 その後、私が神戸まで出かけていき、神戸をたくさん案内してもらったのはちょうど1年前のことである。
一度でもなでたことのある、知っているワンコさんが亡くなるのは本当に辛い。温かい感触が手のひらによみがえり、信じたくない気持ちでいっぱいだ。飼い主さんの気持ちを考えると、号泣もかなわないがあふれる涙を抑えることもできない。そんなとき、遠くの友人というものは無力であるとつくづく思う。かけつけてなぐさめることもできない。せめて、神戸にも通じている空に向かってシェル君の冥福を祈ろう。「シェル君、安らかに眠ってください」
写真は去年の7月に我が家を訪ねてくれたときのものです。 堂々としたシェル君と、自分の家だと言うのに情けないテンです。
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