フィギュアスケート観戦に燃えるお気楽yukinoと天国のテンちゃんの日常
←のホームペーシも見てね
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2008年10月
前の月 次の月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
最新の絵日記ダイジェスト
2012/02/01 ご案内
2010/01/01 心機一転
2009/12/31 良いお年を
2009/12/29 藤澤ノリマサさんのライブ
2009/12/28 明子ちゃん、おめでとう!!

直接移動: 20122 月  20101 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 月 

2008/10/23(木) 雨。。。
雨です。寒いです。週末はお天気イマイチらしいです。



ここのところ、私、ちょっとまた、落ち込み気味で。。。
いろいろな原因があるんだけど、そのひとつ。。。

ここ、地元でペンションやってた友達が、ペンションを廃業、売却して引っ越しちゃうんです。。。


思えば、私を「フィギュアスケートおたく」の道へ引きずり込んだのは、ここのオーナー夫妻なのよね。。。

ここは一時、どういう理由からか知らないけれど、「フィギュアスケート関係者御用達ペンション」のようになっていて、
このペンションで、いろいろな選手やコーチの方たちに出会ったり。

「練習見てもいい、っていうからおいでよ」
と言われ、「誰のだろう?」と、いそいそ行ったら、
オリンピックに行く直前の全日本の女子選手がテレビみながらストレッチしてて。
「いちおう、『練習見せてください』って挨拶してね」と言われても、私は舞い上がって、あうあう言ってるだけだったこともあり。あはは。

オーナーが「新鮮なレタスが欲しい」って言うので、持って行ってドアをあけたら、目の前に、当時から超有名だったA姉妹が立っていて、思わずレタスをぶちまけてしまいそうになったことも、、、。

また、オーナーから、ちょっとしたウラ話なんかを聞いたりしているうちに、
それまで、フツーの「スケート好き」だった私が、
どっぷりとその世界にハマってしまったわけです。。。

このご夫婦、もともと神奈川の方なのですが、I ターンでここに来てペンション始めて20年でした。
私たちより少し前にこちらに来ていて、知りあったのはここへ来てからです。

最初はスキー関係から仲良くなったのだけれど、
冬の間、スキースクールで毎日毎日話しをするにつれ、いろいろな接点がわかってきて。

オーナーは私とまったく同じ年齢、誕生日も一週間違い。
子供なし。スポーツ観戦好き。パソコン好き。音楽好き。
私たちの結婚式のときの牧師さん(ダンナのお母さんの友達だった)が、オーナーの恩師だったことがわかりびっくり。
私たちが学生時代入り浸っていた喫茶店に、オーナー夫人も学生時代によく行っていた、とか。

話せば話すほど、ここへ来る前に、神奈川でニアミスを繰り返していたことがわかり、
つくづく「縁」というものの不思議を感じました。

ときどき4人でお酒を飲みながら、村のあれこれ、たとえば、
よそから来て、この土地の風習でびっくりしたこと、
意味不明で困った方言のことなどを、よく話しました。

このペンションは、スキー、スケート関係だけではなく、他の営業もがんばって、村でも指折りのリピーターの多い宿だったのだけれど。。。

しかし、ここ数年のスキー場の衰退、野辺山のリンクが全日本の強化指定を外れたこと、
また、インターネット予約が当たり前になってからのお客様の質の変化、などにより、
ご夫婦の宿泊業に対するモチベーションが極端に下がってしまったようで、
どうするのか、心配していました。。。

お二人とも、それぞれにお仕事をもってしまい、
ここのところペンション業はほとんど休業状態だったのだけれど、とうとう。。。


そんなにしょっちゅう会っているわけではなかったけれど、
いろいろなことを話せる友達が遠くにいってしまうのが、本当に寂しいです。

もちろん、地元の友達もたくさんいるのだけれど、
やはり、他所から来たものでないとわからない悩みや葛藤があって、そういうことを、気にせず話せる友達でした。
また、村の人たちとのスタンスが、ウチとはちょっと違っていたことが、かえって話しやすかったのかもしれません。

もちろん、遠くに行ってしまっても、友達であることにはなんら変わりはないけれど。

お二人とも、ちゃんとしたスキルを持っているので、
新天地でのことは心配していません。

私たち、もう若くはないけれど、新しい土地で、まだまだ夢を持って暮らしてほしい、って思います。
遠くと言っても埼玉なので、またすぐに会えるような気もするしね。


20年間、お疲れ様でした。

さようなら、ペンション 「かーてんこーる」 さん。。。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.