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2008/12/05(金)
東京にて
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今回、久々に東京に長期滞在しました。 まぁ、「滞在」は埼玉の実家なんですが、「首都圏」ってことで。
やっぱ、東京は人がたくさんいますねぇ。 でも、それだけに交通網もものすごい発達で、使いこなせれば便利なんだけど、訳がわからない。 あの地下鉄路線図を見ないで電車に乗り、目的地にたどりつける人がいるんだろうか。。。
私の両親は東京生まれです。 で、近年はずーっと関東にいて、ちょっと前まで、東京に通勤していたので、東京のことには非常に詳しいです。
しかし、77才の父親に、東京ドームからどうやって家に行けばいいか聞く、田舎者の娘。。。 父親に「suica」を貸してもらい、使い方をこと細かく教わったのだけれど、そんなことだけで改札が通れるのか信じられず、不安がる娘。。。 普通、逆ですよね。 はぁ〜〜〜。
でも、使ってみれば「suica」は非常に便利なものでした。 バスから地下鉄からJR、なんでも使えるし、買い物までできるそうで。 今回みたいに、会場からたくさんの人が一度に駅に殺到しても、キップ買わなくてもいいんだものね。 一つ、おりこうになりました。
ただ、「落としちゃいけない」って、キンチョーしましたけどね。
それから、東京というところは、実にたくさん歩きます。 特に駅の階段。私は筋肉痛になりました。 田舎でいくらウォーキングしていても、東京での移動の方が、ずっと運動になるようです。
私、長野に来てから、本当に歩かなくなりました。 どこへ行くにも車です。 傘というものも、ほとんど差さなくなりました。 こんなに寒い土地なのに、分厚いコートやセーターも着なくなりました。 車だから寒くないし、運転がしにくいからです。
生活はすべて、車によって成り立っている、ということですね。
と、このように、私は完全な田舎者なのですが、、、。
私、今回のように長期滞在は、長野に引っ越してきてからは初めてですが、たまには東京へ行きます。 そうすると、なぜか、必ず知らない人に話しかけられるのですね。
はじめのうちは、「貴女は神を信じますか」やら「旅行に興味はありますか」やら「いっしょに第九を歌いませんか」などの怪しい勧誘で、 「あぁ、やっぱりお上りさんだ、ってわかっちゃうのかな」と思っていたのですが、 どうもそればかりではないようで、よく道を尋ねられるのです。
あるときは新宿で「高島屋はどう行けばいいのですか」と聞かれ、また別の時には「都営新宿線の駅はどっちですか?」と聞かれ、、、。 「なんで私に聞く?」と思いつつ、たまたま知っていたから教えてあげられたけど、 9月の新幹線品川駅間違い下車事件のときも、「この電車は○○に止まりますか?」と聞かれたし、、、。
で、今回はどうなんだろう? と思ったら、やっぱり尋ねられましたよ。。。 国立新美術館に行くために、千代田線に乗ろうとしたら、 「これは乃木坂に行きますか?」だって。私も乃木坂に行くから、これは自信満々だったけど、他にも人はいっぱいいるんだから、何もみるからにお上りさんに聞かなくても、、、。
さらに翌日、武蔵浦和駅で埼京線に乗ろうとしたら、「この電車、新戸田に止まりますか?」。。。。 そんな難しいこと、長野のおばさんにはわかりませーん。 いっしょに路線図見てあげました。。。
なんでだろう? 私、そんなに無防備かなぁ。。。 そんな人にものを訊ねても、あまり明快な答えは期待できないと思うんですが。。。
ちなみに、東京や横浜に住んでいた時には、一度もそんなことはありませんでした。
私を知っている方、そんなに話しかけやすそうですかね?
写真。 実家のベランダで「山茶花」が満開でした。 真白できれいだった〜〜。
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