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2005/12/16(金)
労働力調査
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みなさんは、労働力調査というのを知っていますか? よくニュースで「先月の完全失業率は○パーセントでした」などと言っていますよね。あれはこの労働力調査によって算出されているんです。 労働力調査は全戸が対象となる国勢調査と違い、無作為抽出によって選ばれた世帯が調査に協力しているんですよ。
私もこの労働力調査については、全く知識がなかったのですが、来年の2月〜4月の調査に、無作為抽出によりウチの村の一部地区が当たってしまいました。 私が住む地区ではなかったのだけれど、私はなんと、もっと大変な調査員に、、、、。
秋に国勢調査の調査員を引きうけたのが運のつき、役場の担当者に「あの人はヒマである」と思われたらしく、、、。 頼まれるとイヤと言えない性格も災いし、とんでもなく大変なことになりました。
まず、今回当たった地区の全世帯を回り、調査のお願いをし、地図と名簿を作成、それを県に提出します。(準備調査)。 するとその中から、無作為抽出で前期の調査対象世帯が選ばれて、名簿が調査員に送り返されてくるので、今度は調査対象世帯に行き、説明して調査票の記入をお願いします。そして回収。 調査は同じ世帯について、2か月行われるので、また、調査票の配布、回収、、、。次は後期。同じ調査区のまた別の世帯がはじめに作った名簿によって無作為抽出され、今度はその世帯に行き、説明、調査票の記入のお願い、回収。次の月もまた、、、。 これで終わりと思いきや、調査は2年行われるので、次の年の同じ月に、また同じ世帯に調査のお願い、、、。
調査員は家に帰って、今度は回収した調査票を点検、整理。所定の書類を作成し、役場に持っていくのではなく、自分で県庁に送ります。
はぁ〜、書いてて、イヤになりました。 こんなに大変な作業である、という説明が何もなかったんですよね。まぁ、聞いたら、誰も引き受けないと思いますが、、、。
しかも、この地区、「北海道より寒い」と言われるウチの村の中でも、特に寒いところなんです。 先シーズン、マイナス30度になった、というお宅も含まれていて、調査に行ったらそのまま遭難しそうです。 そんな時期、そんなところをウロウロ歩いているのは、きっと私だけ、、、。 しかも、村営住宅があり、戸数も多い、、、。 なんで、そんな「特殊な地域」に当たってしまったんでしょうね。しかも冬に、、、。
無作為抽出、ってどうやってやっているのかしら。 ダーツでもやったのかしら、、、。
この調査は、日本全国どこの都道府県でも毎月どこかで行われています。 調査対象となった方は大変だとは思いますが、調査員はもっと大変で、報酬はとても安いです。 ぜひ、快く協力してあげてください。 お願いします。
私はもうしばらくすると、準備調査というものをはじめなければいけないのですが、そのことを考えると胃がキリキリします。 はぁ〜〜。
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