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2006/11/21(火)
ブドウ畑
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昨日の続きです。 小さなワイン工場の裏手に自社の農場があります。 もちろんブドウの収穫はすっかり終わっていますが、「畑」を見るのが好きな私にはなかなか面白かったです。 まず、普通の「ブドウ棚」とはちがった「垣根仕立て」。ヨーロッパのブドウ畑はほとんどがこのスタイルです。湿度の高い日本では棚で栽培することが多いのですが、近年、この垣根仕立てが増えてきました。 地面には雑草が生えています。これは「草生栽培」といって、草に余分な肥料や水分を吸わせるためにわざと生やしています。枯れた雑草は発酵して良い有機肥料となります。土を触ってみましたがフカフカでした。 写真には写っていませんが、ブドウの横にはバラが咲いています。これは、見学に来た人が楽しむためではなく、やはりブドウのため。害虫が発生すると、ブドウより先にバラに虫が付くので、害虫センサーの役目を果たしています。 農業って大変だけど、やっぱりおもしろいなー。
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