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2006/08/05(土)
日本一のギタリスト 高中正義さん
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今日、ウチの村の野辺山スキー場で野外ライブがありました。 私がこのライブのことを知ったのは六月の末、村内ではほとんど宣伝もされず、ひっそりと貼られたポスターをみつけ、よくよく見ると、なんと、メインゲストはあの、日本で一番のギタリストと言われる高中正義さんではありませんか。私、好きなんですよ。レコード(!)も持ってます。 家に帰ってネットで調べてみると、このライブは、これも有名なパーカッショニストの斉藤ノブさんプロデュースで行われるもので、出演者は他にもベーシスト後藤次利さん、サックスの藤井尚之さん、夏木マリさんとそうそうたるメンバー、この人たちがホントに野辺山に来るの?って感じで、さっそくチケットを購入、楽しみにしていたんです〜。
で、今帰ってきました。 すごいっ。すばらしいっ。 やはり、宣伝がイマイチだったのか、お客さんの入りは少なく、客席はガラガラでした。みんな、こんなすごいメンバーのライブ、きっともう聴けないよ。もったいないことしたねー、って思いました。 もう、私は最初から興奮気味、「つなぎ」のような感じで出てきたアコースティックギターデュオ「 Acousphere (アコースフィア)」の初めて聴く素晴らしい演奏にびっくりしたり、夏木マリさんはやっぱりきれいですごい存在感だなー、とか、ビールを飲んだり、前の方に行って踊ったりしているうちに、いよいよ高中さんの登場。 20年ぶりぐらいに見る高中さんは、まったく変わっていなくてびっくり。演奏がはじまると、それはやはり他を圧倒するものでした。名曲「ブルー・ラグーン」ももちろんやってくれて、私はなんだか胸がいっぱいになり、ウルウル、、、。 私は東京でやりたいことは全部やって、遊びは卒業したと思って長野の山の中に引っ越してきたのに、まさか、ここでこの曲を目の前でナマで聴けるなんて、、、。 途中でピックが割れる、弦が切れるなどのアクシデントがありましたが、それは一番前で見ていたからわかったことで、そんなことはスーパーテクニックでなんなくカバーして、何事もなかったように演奏を続ける高中さんでした。高中さんの指は細くて長く、この指からあの素晴らしい音楽が、と、じーっと見てしまいました。私、指フェチかも。 私はエレキギターはあまり聴かないのですが、高中さんだけは別です。
実はほんの数日前、村内放送で「村民の方でこのイベントに入場希望の方は無料のチケットがあります」と流れ「もうチケット買っちゃったよっ、今頃なんだいっ!」と怒り心頭だっのですが、今日のライブを聴いて、自分でお金を出してチケットを買ってよかったと思いました。それ以上の価値がありました。
高中正義さんの公式HPはこちら http://www.takanaka.com/
そして、今回私がファンになった「Acousphere(アコースフィア)」のHPはこちら http://www.acousphere.net/ 透明感のある、素晴らしいサウンドの視聴もできます。 CD買っちゃおうかな〜。
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