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2008/11/16(日)
テンちゃんと歩いた道
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昨日と今日はお天気悪かったです。
ちょっと前のことだけど、13日、お天気がいいので、思い切って、テンと毎日毎日お散歩した道を歩いてみた。 テンがいなくなってから、歩くのは初めてだった。 今まで、ずっと避けていた。ウォーキングもわざわざ遠くの公園まで行っていたのは、近所を歩くのが辛かったから。。。
でも、落葉松の黄色がきれいなのもあとわずか、と思い、本当に、思い切って行った。
途中、いろいろな思い出が蘇って、また、泣いてしまった。 誰かが通りかかって、挨拶でもされたらどうしよう、と困って、帽子を深く被りなおした。
でも、悲しいだけではなかった。なんだか少しうれしかった。 テンの歩いた道が確かに残っている。
写真の場所に来ると、リードを放し、若いころのテンはこの坂を駆け降りた。そして、冬は雪で真っ白になった下の畑を、思いっきり走り回った。 そこにいたおじさんに 「おおっ、足が速いな。アナグマを追う、いい猟犬になるぞ」と言われたこともあった。
テンはリードを放しても、どこかにいってしまうことはなかった。走っても必ず私のところに戻ってきて、、それからまた、走って行く。全力疾走で、何度も何度も往復しながら進んでいく。そうしながらこの道をずーっと下って行くと、昔は千曲川に出られた。 今は草ぼうぼうで進めないと思うが。。。
テンが年をとって、腰を痛めてから、ここへ来ることもほとんどなかったので、久しぶりだった。
私には、この道を転がるように駆け下りるテンが見える。
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