フィギュアスケート観戦に燃えるお気楽yukinoと天国のテンちゃんの日常
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2008/02/25(月) 一か月
あの日から、一か月がたちました。

このひと月のあいだ、何をするでなく、なんだか時間が止まっているようにも感じ、また、もう遠い昔の出来事のようにも感じられて、よくわかりません。

今のような何もない毎日を過ごすのが、本当の自分の姿であって、テンがうちに来てからの15年間は、夢の中の出来事だったのかなぁ、なんて思うこともあります。

先日、テンがいなくなって初めて、勇気を出して「犬の十戒」を読んでみました。
もちろん、涙なくしては読めないわけですが、
「あ、けっこう私、ちゃんと守れてたじゃん。。。」
って思いました。
もちろん、全部完璧じゃないし、だいいち、テンがどう思ってるかはわからないけどね。

テンがうちに来た頃は「犬の十戒」を知らなかったので、テンと何の約束もしなかったけれど、
テンが十歳を過ぎたころ、
「テンちゃんが、歩けなくなって、寝たきりになって、ボケちゃっても、お母さんが介護するから、長生きするんだよ」
って約束しました。
でも、この約束は果たされることはありませんでした。
そんなことになる前に、テンは行ってしまいました。

最後まで、手のかからない、本当に大人しい、いい子。


少し前、また、どうしても「ダメ」で、毎日メソメソしていたら、テンの夢を見ました。初めてでした。
どうということもない夢で、夢と言うより「過去の回想」といった感じで、ただ、テンがいつものようにそこにいるだけなのだけれど、何かの理由で私がテンを抱き上げました。
そして、しばらくして目が覚めたのだけれど、
不思議なことに、私の掌に、しっかりとテンの足の重みが残っていました。しびれて痛いぐらいでした。
まさしく「見た目より、ずしっと重いテン」でした。

やっぱりテンちゃんがいないのは、イヤだなぁ。。。
テンちゃんに会いたいなぁ。。。


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