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2009/04/19(日)
フィギュア 国別対抗 2
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そして、いよいよ女子最終グループの六人。 いつも思うんだけど、最終グループって、6分練習の時のスピードが、やっぱりそれまでのグループと全然違うんですね。緊張感も。 もちろん、見る方のテンションも上がるんですが。
この練習で、美姫ちゃんが転倒、ちょっとイヤな感じの転び方で、そのあと右肩をずっと気にしていて。。。 心配です。
真央ちゃんがトリプルアクセルを跳ぶたびにすごい拍手。真央ちゃんが出てきただけで、会場の雰囲気がガラッと変わります。
真央ちゃんがトリプルアクセルの助走に入ったとき、半分ぐらいいった所で、他の選手と近づいてしまったんですね。 真央ちゃんは助走のスピードを落としてそれをやりすごし、もう跳ばないかな、と思ったら、そこから、サッとカンタンにトリプルアクセルを跳んでしまいました。 真央ちゃん、トリプルアクセルに助走そんなにいらないんだ。。。 本当にすごいです。
このグループは全員テレビ放映があったので、演技について多くは書きませんが、 私の印象に強く残ったのはアメリカの2人の女子、 レイチェル・フラットはSPもとても素敵だったのですが、そのままの勢いをフリーでも維持、丁寧な素晴らしい演技。 キャロライン・ジャンももうパールスピンだけの選手じゃないです。 ミシェル・クワンのような選手になりたい、と言っていましたが「なってきたじゃん」って思いました。
美姫ちゃんは、4回転跳ぼうとして失敗、転倒でしたが、そのあと頑張ったんじゃないかな、と思いました。 キスクラで手を合わせてカメラに向かって謝ってましたけど、 美姫ちゃんは本当に真面目な人です。。。
ジョアニー・ロシェット、私はこういうカッコいい女子選手はとても好きなんです。 筋肉が美しいですよねー。 筋トレするとムキムキになっちゃうので、何もしてないんだそうですよ。びっくり。
私の母がテレビでロシェット見て 「バーブラ・ストライザンド(歌手)に似てる」ってさかんに言ってました。 なるほど、似てる似てる。
今回、会場は、特に二階席は全く寒くなかったのですが、 美姫ちゃんが出てきたあたりから、さらに会場の温度が上がりました。 雰囲気でなく、たぶん、本当に気温が上がっていたと思います。 私、汗が吹き出したもん。
人の熱気というものはすごいですね。 あれで発電とかできないんだろうか、なんて考えてしまいました。
そして真央ちゃんが出てきたときにはもう、、、。 すごい掛け声。子供さんの声も多く、真央ちゃんはあこがれの存在なんだなぁ、と。 中には男性の声も。みんな笑ってましたけど。。。
割れんばかりの拍手のあと、それがさっとおさまり、演技開始。 そして、緊張のトリプルアクセル。 単発ですが、ものすごい高さ。「きゃぁぁぁ」という声とすごい拍手。でも、みんな、次があるのを知っているので、すぐに拍手は止み、そして息をのむ。。。あの満員の観客がまるで誰もいないかのように静まり返る、 生観戦の醍醐味はこの会場の一体感ですね。
そして、トリプルアクセルのコンビネーション。 決まった〜〜〜。と誰もが思ったでしょう。 結果的にこれが回転不足のDGだったのですが、本当に厳しいものだと思いました。
真央ちゃんのすごいところは、ここでほっとしないところです。 観客も、二度のトリプルアクセルが決まったところで、このあとの演技にますます期待が高まるのです。
この日の真央ちゃんは、最後の仮面舞踏会に別れを惜しむように、この難しくて素晴らしいプログラムに感謝するように、丁寧に丁寧に演じていました。 タラソワさんがそばで見ていたら、きっと振付師冥利に尽きたことでしょう。
そんな気持ちが会場全体に伝わり、二階席の隅々まで全員総立ちの拍手でした。
ぴょんぴょん飛び跳ねる真央ちゃんは本当に可愛かったです。
生観戦の時、ジャッジがいる南側の席、っていうのは、なんとなくなんですが、北に比べてちょっと醒めた感じがあるんですね。 この日もキャロライン選手の時など、北側のアリーナ席はスタオベしてましたが、南側は落ち着いたもので。。。 それが、南側の二階まで全員スタオベというのは、よっぽどすごい、ということだと思います。
応援席にいた他の国の選手も、全員スタオベしてくれていました。
得点が出た時、真央ちゃんはちょっと残念な表情を浮かべました。 会場も、もっと高い点を期待していたと思うので、意外な感じでした。
でも、200点越えたと知って、すぐに会場がどよめき、真央ちゃんも笑顔になりました。
団体の対抗戦ではアメリカが優勝しました。
アメリカは全員がまんべんなく素晴らしかったですね。 優勝インタビューで、ライサが 「こんなに他の選手の演技を見たのは初めてだったし、他の種目の選手と話をしたのも初めてだった、楽しかった」って言ってました。
えーえー、ライサは本当に楽しそうでしたよ〜。 っていうか、アメリカチーム、この大会を実に楽しんでいました。
インタビューの最後に 「ニッポン、愛してます」ってみんな口々に日本語で言ってましたが、このセリフ、どこかで聞いたような。 みんな、ジョニー・ウィアーに教わってきたな〜〜。
表彰式も壮観でした。 フィギュアであんなに大勢の選手が一度に表彰台に上るなんて。 そんなとき、アメリカの国歌は実に似合っていますね。。。
次は楽しい応援席での選手の素顔に迫ります(おおげさ、笑)
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