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2009/09/30(水)
26日のcobaアコーディオン・ナイト
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土曜日は、翌朝早く出発という都合があったため、早く寝てしまいました。 だから、今さらなんですが、書いておかないと自分が忘れてしまうので。。。。
少し前からアコーディオンの音色にはまり、 そして近所の音楽堂に毎年cobaさんが来る、という最高の贅沢に恵まれている次第です。
ここはいつも、クラシックが多いので、曲目は事前に分かっていることがほとんどですが、なぜか今回は未発表。 会場に行っても、「終演後、掲示します」とのことでした。 なんだか楽しみですね。
席は行ってからの抽選。 今回、は前から二番目。やった〜〜。
ロビーでサンドイッチやワイン、ジュースなどをいただきながら、開演を待ちます。
cobaさんは、はたしてトレードマークのホーダーのTシャツで現れました。 今回は、ギターの天野さんとのデュオです。
まずは名曲「SARA」から。 それがアレンジを変えてあり、ボサノヴァバージョン。 私、ボサノバの乾いた感じが好きなのですが、「夏」という印象を持っていました。 でも、日本では、このカラッとしたさわやかな感じは、まさに秋。 こんなに秋に合う曲になっているとは。
この曲、cobaさんは「これだけ、みたいで嫌だった」と言いますが、やはり名曲で、みんなが聞きたいんだもの、仕方ないです。 でも、今回やってくれてよかった。
アルバム「僕のエレキュート」からの曲を中心に、代表曲をおりまぜて、ライブは進むのですが、 どうもMCの調子が。。。曲名をかんだり。 私が思うに、丁寧な言葉を使おうとするのがいけないのでは。 cobaさんは、意外と体育会系の感じなので、ズバズバ言いたいこと言った方がいいんじゃないかなー。
そして、一部の最後は「リベルタンゴ」!! やった〜〜。 これ、CDに入っていないので、ライブでしか聞けないのだけれど、それがまたいいんです。毎回違うんだもの。 今回は、走る、走る。 今日はなんだかすごくアコーディオンが走っているのだけれど、ここへきて佳境に。 乗りに乗りまくっています。
休憩の間に、また飲み物などをいただき、第二部。 「泣カナイデ」という曲からはじまったのですが、客席から手拍子が。 ところが、今日のcobaさんは疾走しているので、手拍子が付いて行けなくて、バラバラ。 cobaさん、よく自分のリズムを保てるナァ、と思っていたら、あとで、そのことに触れて、 キメのところだけ、ちゃんと合っていたことを、「すごい」と持ちあげといて、「二度と止めてください」という冗談(本気?)まで飛び出し、笑いを誘いました。 そうそう、こういうMCなら、調子いいじゃんね。
今回、私たちの席はcobaさんの左手が良く見える席。 鍵盤でなく、ボタンの方です。 それがよーく見ても、左手のシステムがよくわからない。。。 とにかく膨大な数のボタンがついていて、もちろん見ていないし、ふれているのかいないのか、わからない。 不思議な楽器です。
そうこうしながら、アッというまに終わりの時間。 ここのライブは、ライブの途中で暮色をむかえ、外がだんだん暗くなっていくように時間を設定してあります。 始まった時は明るかったのに、もう真っ暗。 これがいいのよね。。。 演奏者も、それを生かすようにプログラムを考えているのかなぁ。
もちろん、お客さんはアンコールなしで終わるわけにはいきません。
袖に引っ込まず、そのままアンコール曲へ。
なんだろう? 始まってもしばらくはわからない。 これはフラメンコかな。 すると知っている旋律が。 なんと「亡き王女のためのパヴァーヌ」!! 聞いたこともないフラメンコバージョンですよ!!
それがねえ、哀愁を帯びた美しいメロディーと、まぁ、よく融合して。。。 フラメンコギターが打ち鳴らす、サバテアード(ギターだからゴルペか。。。)のリズムが悲しげに響く。。。。
わかりましたっ。今年のcobaさんのテーマは「フラメンコ」です。
もっと聞いていたかったけど、これでお終い。。。。
音楽堂のライブって、お終いがあっさりしているのよね。。。 それは、宿泊のお客様はこれからディナーだから。 時間通り終わるように、レストラン部門からきつく言われているのかなぁ。
聞いているお客さんは、多少の空腹は我慢して、もっと聞きたいと思うけれど。
終演後、張り出されたプログラムを見たら、 「過ぎ去りし永遠の日々」がばっさりカットされていることがわかりました。。。
ううっ、何かライブがあったら、また行くぞ。 あ、そのためにちょっと物足りなくしてあるのか?
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