|
2009/09/29(火)
中部大会 男子
|
|
|
中部大会がお得なのは、小塚崇彦選手を見ることができるからです。
昨年、オリンピックの枠取りの責任をきっちり果たし、大ブレイク。 報道もたくさん来ていて、夕方のニュースやネットのニュースでも様子が流れましたよね。 今年から中京大学に入学の無良崇人選手もいて、世界選手権出場選手が2人もいて、ますますお得。
小塚君は女子の最終グループあたりで会場に現れたんだけど、すぐにわかるぐらい目立ってました。 たくさんあるカメラも、アップする姿を追ってるみたいだったし。
なんかもう、ここではみんなが小塚君を見に来ている、っていう風格っていうか、そんなものさえ漂わせ、去年と全然違う。。。
6分練習では小塚君は4回転試したり、トリプルにしてみたり。 4回転も、おっとっとながら降りてたのもありました。(たぶん。。。)
無良君は何度も4回転に挑戦。これは入れてくるな、と。 トリプルアクセルはもう、ものすごく高くて豪快。 ブンッて音が聞こえてきそうで、無良君が跳ぶたびに、おおーっていうお客さんの声。
もう、どっち見ていいかわからず、目をロンパリにしながら両方見ていたら、無良君がとうとう4回転成功!! お客さん大喜び。
結論から言うと、無良君は、本番ではクワドは挑戦したものの、惜しかったんだけどね。 でも、他のジャンプをすべて決め、スピンもよかったと思いました。 無良君のシットスピンはフリーレッグがきれいですね。 ヒザが逆に反っているか、ってぐらい伸びてます。 スピードもあり、かなり良い滑りで、フリーだけなら、小塚君より高い得点でした。
でも、でも、、、 今年の小塚君は違うよ。 と、去年も同じこと書いたけど、今年もさらに違うよ。
夜のネットのニュースで、「フリーに課題を残す」とか書かれていて、それはジャンプをかなり失敗していたからで、 それはそうなんだけど、他を見てよ、って私は言いたい!!
小塚君、衣装が間に合わなかったらしく、あれは去年の「テイクファイブ」のものだね。 でも、あれもいいじゃんね。 今年はどんな衣装か楽しみです。
でね、前の選手の得点が出るのを待っている間、後ろ向きにサークル描いてて、コケたんです。。。 バランス崩して、エッジがひっかかったのか、コケそうになり、踏ん張ったんだけど、結局コケちゃった。。。 かなり恥ずかしそうだったけど、踏ん張ってしまったので、私はヒヤッとしました。。。
そして、演技が始まったんだけど、今年の小塚君の手の動きの美しいこと。。。 ほーーっと見とれてしまいます。 どうしたの、いったい何があったの? と聞きたいぐらい。 ジャンプばっかり気にしないで、ぜひ、そこを見てくださいね。
で、冒頭の4回転は、助走に全くスピードがなかったので、「これはやらないな」と思いましたが、果たして2回転になりました。 どこか痛めたのではないか、と心配しましたが、、、 その後もジャンプの失敗が多く、本当に心配になりました。
でも、今年の小塚君が違うのはここから。 ジャンプがダメなら他で点を、というところでしょうか、 美しく早いスピンや、ステップでどんどん人を引き込みます。 なんか、今シーズン競技復帰のスピンマスター・ランビエールのスピンみたい。。。ずっとクルクルしてほしいぐらい。 長いイーグルからフィニッシュのスピンに行くつなぎと言える部分で、ウルっときてしまいました。。。
「表現力が課題」とか言われてましたが、もうそれは違います。 表現力は、すでに小塚君の武器になりつつあります。 清潔な透明感があるんですよね。自分の個性を生かしている、って私は思います。
やっぱりSPも見たかったなー。
こうして、今年も小塚君にハマっていくワタクシでございました。
11月のNHK杯、楽しみすぎます。。。
あぁ、行ってよかったです。 やっぱ、面白いわー。 この年になってから、こんな楽しみがあるなんて、考えてもみなかったわー。
有名選手で目の保養するのもいいし、 また、普段テレビに出ない、いろいろな選手見て、あれこれ考えるのも楽しいです。 高いチケット代払うだけがフィギュアじゃないな、って思いました。
|
|
|